- 2019年10月26日 10:51
ヤンキー丸出しで地に堕ちた木下優樹菜の挽回策は? - 山根弘行

人気ママタレ・木下優樹菜(31)が、『タレント生命の危機』に見舞われている。
"ヤンキー丸出し"のダイレクトメールは「アウト」
コトの発端は、実姉が働いていた東京・江戸川区のタピオカ店でのトラブル。当初は、同店を揉めてやめた姉の肩を持った木下のインスタにファンが共鳴。ネットには店への批判コメントが溢れたが、同店経営者が木下から送られたDM(ダイレクトメール)を公開するや、流れが一気に変わった。
「出方次第でこっちも事務所総出でやりますね」
「覚悟きめて認めなちゃい おばたん」
「謝るとこ謝るなり、認めるとこ認めて、筋道くらいとおしなよ」etc
…ヤンキー丸出しの〝恫喝〟めいた内容がバレてしまったのだ。
さすがにマズイと思った木下が「一方的な凄く幼稚な発言だった」と謝罪したが、後のまつり。特に“事務所総出”“おばたん”というキーワードは、『アウト!』だった。
「大好きな姉のことを思うが余りの勇み足とは言え、表現がエゲツなさ過ぎた。事実関係はどうあれ、SNS時代の昨今、証拠を残したのでは言い訳も出来ない。ある意味、インスタやブログを炎上させてお金をもうけるタレントに警鐘を鳴らしている事件」とテレビ関係者は厳しい見方をする。
「バラエティタレントとしては致命的なマイナス」
事件前の木下はヤンキーキャラではあったが、オシャレで強い二児の母として、同性にも支持され、インスタのフォロワー数が530万を突破。育児や夫婦ネタでCMやTVのバラエティ番組に多数出演していたが…。今回の一連の騒動は、あまりにダメージが大き過ぎ、夫でFUJIWARAの藤本敏史(48)を含めた芸能活動に暗い影を落とすのは避けられそうもない。
「いろいろな意味で、イメージダウンは避けられませんね。CMはもちろんのこと、バラエティタレントとしては致命的なマイナスです。取り戻すのは大変な作業です」と大手広告代理店幹部。
そんな中、11月2日に出演予定だった神戸学院大学祭のトークショーが中止になった。
同大学祭中央実行委員会によると「両者協議の上、セキュリティ上の問題から出演を見合わせることになりました」と説明している。確かに、このタイミングでイベントに出れば、飛んで火にいる何とやら…メディアが大挙して押し寄せ、間違いなくセキュリティの問題からイベントどころではなくなってしまうハズだ。
地に堕ちた木下のイメージ。回復へ向けた今後の動きが注目だ。
山根弘行(やまね・ひろゆき)
芸能ジャーナリスト。鳥取県三朝温泉出身。元日刊スポーツ新聞社編集局文化社会部記者。在職中に「日本レコード大賞」の審査員を長期にわたってつとめる。「宮沢りえ&貴乃花の破局」のスクープで社長賞。その後、テレビ朝日のワイドショー「スーパーモーニング」の芸能デスク兼レポーターを皮切りに、よみうりテレビ「週刊えみぃSHOW」やフジテレビ「直撃LIVEグッディ!」「バイキング」「とくダネ!」「Live News it!」 など情報・報道系の番組にコメンテーターとして多数出演。TV 番組やキャスティング、PR 等の業務も行っている。
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