- 2019年10月21日 20:06
台風19号非常災害対策
地元に戻ると皆さんから「大変やな」とお声がけ頂きます。責任ある与党として、目下、先の台風の対策に追われる日々が続いております。各省庁も全力で対応しております。
これまでもスピード感を持って対応につとめておりますが「前例がない規模」「100年に一度の災害」と言われるように、対応も「現状復旧ではなく改良復旧を」という声が飛び交っています。

部会長席からの写真なのでアップですみません。
現時点(10月21日)では、国管理河川の決壊カ所の仮堤防は完了ですが、県管理の河川はまだ半分。さらなる台風も接近しているため、24時間体制で対応を進めています。停電や断水への対応も同じく。道路や鉄道など移動手段の確保や携帯電話などの通信手段の回復も進めています。
しかし、この段になると、さらに細かな対応が求められてきます。例を挙げると、生徒たちの通学の足の確保、避難所でのインフルエンザワクチンの供給、浸水した家屋の消毒手順の周知、災害廃棄物の分別ルーツの徹底、水路を塞ぐ稲わらの処理、無料法律相談の実施、災害につけこんだ消費者トラブルの防止・・・(まだまだあります)・・・など細かな課題が山積しています。
さらに損害保険や被災企業の再建に向けた補助金など、次のステップの話しも進めておかなければなりません。
自民党では、一つ一つを迅速に丁寧に対応できるように地元国会議員が情報を集めて党本部で集約し、各省庁に対応をさせる連携をとっています。
災害対応はリアリティが求められます。イメージだけで「補正予算を!」と叫んでも何も解決しません。実際には被災規模を正確に見積もる人材も不足しているのが現状。出来ることを一つ一つ積み上げていく根気強い作業が大切です。
このように関わっていくと、与党としての強みは明らかです。市議や県議、市長、衆参議員が自民党系で連携がとれていると正確な情報を、しっかり国に届けることができますし、その大切さが改めてわかります。
これは、災害以外の政策課題にも言えることです。これからも地域との連携を大切に、地域の課題にも、しっかりと取り組んで参ります。