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「夕食、近所の焼き鳥屋でよくね?」がキレられる理由【神崎メリ】

女性向けの恋愛指南書として今年発売された『魔法の「メス力」』。そこには「“3回目のデートでカラダを許す”は男に都合のいい作られた神話」「“ど本命”と感じられない相手と付き合うと、男は性格に関係なくサイテー男に豹変しがち」「既婚男性の不倫は“結婚生活の栄養剤”になってしまう」などなど、男が読んでもギクッとする鋭い指摘が多数登場する。 そこで著者の神崎メリさんに、男性向けの恋愛術を教えてもらった。今回のテーマは「デートにまつわる男女の考え方のギャップ」。 

付き合う前のデートとの落差が女性に不満をつのらせる

前回の記事では、パートナーの女性を不安にさせず、2人の関係を安定させるためには「おはよう、おやすみ、ランチの写メの3回はLINEを送る」「好き、かわいいという言葉を日常的に伝えられるようにする」などの行動が大事だと解説した。そのほかに心がけるべきことは何なのだろうか。

「月に1回はちゃんとデートをすることですね。これは多くの恋愛本にも書かれていることですが、実践できていない男性が多いです。私のもとにも『カレが全然デートしてくれないんです』という相談は多く届いています」

そう言われると、男性の中には「月に何度も一緒に外食デートしてるんですけど……」と思う人もいるだろう。しかし、デート感のある店や場所はきちんと選べているだろうか?

「ゴハンを食べる場所がいつも近所のファミレスやラーメン屋だったり、彼女が『外食したい!』と言ったときに『近所の焼き鳥屋でよくね?』みたいに言いがちな人は、ちょっと注意が必要です。付き合いが長くなると、男性はデートで頑張らなくなる傾向がありますが、意識してデート感のあるお店にも行くようにしてください。お店は自分が探したところでも、彼女が行きたがっていたところでも構いません」

そして、思い返してみてほしい。あなたも彼女と付き合う前のデートでは、必死に美味しい店を探したり、少し背伸びしてデート感のあるお店を選んだりしていたはずだ。

「そうした行動は、相手の女性への『僕はこれくらいできますよ』というプレゼンで、女性の側は『こんな感じで接してくれる人なら……』と思って付き合おうと決めたはずなんです。それが蓋を開けてみたら、デートもしてくれないし、必死に口説いていた頃のように褒めてもくれない。テレビを見てゴロゴロしているだけ……という状況なら、それは女性も不満がたまります」

男の側は努力を重ねて意中の女性と付き合えた時点で「もうハードルはクリアした!」と思っていて、付き合ってからは平常運転に戻している感覚なのだろう。

「そこで女性とのギャップが生まれるんですよね。女性としては付き合ったあとも、毎回頑張ってデートをしてほしいんです。男性としてはそれは辛いと思うので、間をとって『せめて月1回はきちんとデートを』というのが私の提案です」

記念日のお祝いが100点満点でも、溜まった不満は帳消しにならない!

また男性の中には「普段はあまり相手をできていないけど、俺は記念日はちゃんと祝ってるぞ!」「長期休暇のときは彼女の希望に合わせて旅行に行ってるぞ」という人もいるだろう。そうした大きなイベントごとをソツなくこなせていれば、彼氏・旦那として合格のはず……と思っているとしたら、「そこにも意識のズレがあります」と神崎さん。

「仮に記念日のお祝いが100点満点の内容でも、女性にとって記念日の100点はそのときだけの100点。つまり、それまでの日常で長く放っておかれたら、そのマイナスはチャラにはなりません。女性の満足感は、毎日ポイントカードを押してもらうことで溜まっていく感覚なんです。なので、大きなイベントでの100点を目指すより、毎日10点を取るように頑張ったほうが女性には響くんですよ」

つまり、毎日マメに連絡をしたり、愛や感謝の気持ちを伝えたりできていれば、週末や長期休暇での男性の頑張りも少なく済む……とも言えるわけだ。

「毎日大事にしてもらっている感覚があれば、女性の側も『ずっと忙しかったし、疲れているよね。今回の休みは一人で羽を伸ばせば?』と言ってくれるかもしれませんよ」

そして、日々のマメな努力が疎かになっていると、突然別れを切り出されるケースもあるという。

「毎日スタンプを押してもらえず、『大事にしてもらえていない』と感じている女性は、頭の中で相手との別れをシミュレーションしはじめて、ある日それを相手にぶつけます。特に優しい女性はなかなか不満を言わず、『もう無理!』と口に出したときには全てが無理になっているケースもあるので注意してください!」

⑤に続く

神崎メリ
ドイツと日本のハーフ。38歳。『姉ageha』などの読者モデルを務めるかたわら、男性心理と自身が提唱する”メス力”に基づいた恋愛指南のブログが25歳以上の恋愛や結婚に悩む女性たちから熱い支持を得ている。著書には6万部突破の『「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ! ”最後の恋”を”最高の結婚”にする 魔法の「メス力」』(KADOKAWA)があるほか、9月13日に新著の『大好きな人の「ど本命」になるLOVEルール~"運命の彼"にめぐり逢い、ずーーーっと愛され続けるための秘密の法則』(大和書房)が発売。
https://lineblog.me/tokyo_nadeshiko/

「恋愛地獄」、「婚活疲れ」とはもうサヨナラ!"最後の恋"を"最高の結婚"にする 魔法の「メス力」
神崎メリ
¥1,404 KADOKAWA

Text=古澤誠一郎

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