「登山は自己責任」と規制守らぬ登山客に地元からは懸念の声

BLOGOS編集部
減少した客足を嘆く声が起こる一方、通行止めを守らない強引な登山行為を心配する声も上がっている。
同関係者は「今回の台風被害は風よりも雨のほうがひどかった。川沿いの登山道は氾濫した水が原因で土砂崩れが起きたり崩落が起きたりしている。今も片付け作業が続いているうえ、あらたに土砂崩れなどが起きる危険があるため一部のルートは通行止めになっています」と話す。
しかし、中には「登山は自己責任」と通行止めを守らない登山客もいるという。
「重機を入れて倒木の片付けや土砂の運び出し作業をしているところを登山客が通ろうとすると、そのたびに作業を止めないといけない。また、一人が通行止めを守らないと、他の人たちもそれに続くように通行止めルートに入ってしまう。1日も早い復旧のためにルールを守ってもらいたい」と力を込めた。