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"才色兼備"三田アナを作った知られざる幼少期

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英語力に定評のあるフジテレビの三田友梨佳アナウンサー。幼少期から現在まで、英語とどのように向き合ってきたのか。イーオンの三宅社長が話を聞いた――。(第1回)


フジテレビの三田友梨佳アナウンサー

■勉強が趣味だった学生時代

【三宅義和(イーオン社長)】三田さんといえば、国際情勢に明るく英語も堪能な実力派アナウンサーとして有名でいらっしゃいます。まずは幼少時代のことからお聞きしたいのですが、幼稚園から大学まで一貫校(青山学院)に通われていますね。

【三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)】はい。一貫校の良さは受験勉強に追われる必要がないことだと感じております。自分の好きなこと、興味があることに没頭できる。もしくは周りの人と助け合いながら、思いやりをもって育っていく。そのような環境に身をおいて幼少期を過ごしました。

【三宅】勉強もよくお出来になられて、高校2年生と大学1年生のときに奨励賞も受賞されています。

【三田】実は私、勉強が趣味だったのです。自分が学んだことが自分の糧となり実となり、自分のために活かせるという感覚が楽しくて、中・高・大にかけては時間さえあれば1人で図書館にこもって勉強するような子供でした。少し変わっていたかもしれませんけれど(笑)。

【三宅】いや、決して変ではないと思います。むしろ学びが深く蓄積されていたからこそ報道番組に抜擢され、視聴者も三田さんに信頼感を抱かれているということがあるかと思います。

【三田】そうだといいのですが。

■日本舞踊はセリフのない演劇


イーオン社長の三宅義和氏 - 撮影=原 貴彦

【三宅】プロフィールを拝見すると、三田さんは日本舞踊の名取でもいらっしゃいますね。勉強以外にも習い事をいろいろされてきたのですか?

【三田】ピアノ、水泳、茶道、パソコン教室など一通りは体験しましたけれども、そのなかでも長く続いたのが日本舞踊と英会話スクールでした。この2つはいずれも幼稚園のときからはじめています。

【三宅】読者の中にはお子さんに日本舞踊を習わせてみたいと思われている方もいらっしゃるかもしれません。日本舞踊を学ぶ良さは、どういうものがあるでしょう?

【三田】ひとつはやはり礼儀作法ですね。「しっかり相手の目を見て話す」「礼にはじまり礼で終わる」といった基本的なマナーについて、しっかり教え込まれたと思います。あと日本舞踊の世界は70代、80代の大先輩がたくさんいらっしゃるので、「年上の方から教えを請う」「目上の方を敬う」という気持ちも学びました。

【三宅】私も今、合氣道をやっております。道場には小さい子供たちもいるのですが、礼をするとか、挨拶をするとか、物を受け取るときは両手で受け取るとか、そういったことを小さいときから自然に学んでいくというのはすごくいいなと感じています。

【三田】そうですよね。

【三宅】踊っているときは心が落ち着くといった心理的効果もあるのでしょうか。

【三田】そういった面もありますけれども、実は日本舞踊というものはセリフのない演劇なのです。単に音楽に合わせて踊るのではなく、ストーリーに沿って自分が主役になった気持ちで踊らないと「いい踊り」にはなりません。ですから踊っているときはなんだか別世界にいるような気持ちにさせてくれるものです。

【三宅】そうなんですね。ぜんぜん知りませんでした。

■一生分の運を使い果たして(?)アナウンサーに

【三宅】暇があれば図書館で勉強し、日本舞踊にも熱心に取り組む。これだけ聞くとテレビのような華やかな世界とは対極のように思えるのですが、三田さんがアナウンサーになられたきっかけはなんでしょう?

【三田】もともとは大学院進学を考えていました。いずれは海外で就職し、海外で結婚し、海外で生活したいという漠然とした思いを持っていました。ただ、一方でアナウンサーになれたらいいなという思いもあり、試しに受けてみたら奇跡的に受かったという感じです。一生分の運を使い果たしたと思っています(笑)。

【三宅】アナウンサーを目指した原点のようなものはありますか?

【三田】そうですね。私は両親が共働きだったので、高校生のときまで祖父と一緒に過ごす時間が多く、いつも2人で夕食を一緒にとって、その後にテレビで7時のニュースを見ることが習慣になっていました。そのとき祖父がよく「このアナウンサーは友梨佳に似ているね」と言ってくれて。「私がテレビに出て祖父が喜んでくれたら幸せだな」と思ったのが原点です。

もうひとつのきっかけは高校のときに参加した英語のスピーチコンテストです。とにかく英語が好きだったので、英語の勉強を続けてきましたが、実は私、人前に出ることが苦手なんです。

【三宅】そうなんですか!?

【三田】はい。プライベートでは今でもそうです。人見知りですし、あまり社交的でもありません。でも、英語を話しているときは日本舞踊と同様に「別の自分になれる」という感覚があったので、頑張ってスピーチコンテストに出たのです。するとたくさん拍手をいただきまして、あのときの達成感や成功体験があったから「人に何かを伝えるお仕事に就いてみたい」という気持ちが生まれたと思っています。

■視野を広げてくれた英語

フジテレビの三田友梨佳アナウンサー - 撮影=原 貴彦

【三宅】ということは、そもそも英語を学んでいなかったらスピーチコンテストに出ようとは思わず、アナウンサー志望にならなかった可能性もある、ということですね。

【三田】そうですね。もっといえば、英語を学んでこなかったら「海外で働きたい」とか「国際政治や国際経済を学びたい」といったことを思わなかったかもしれません。

【三宅】英会話スクールはお母さんの勧めで入られたのですか?

【三田】最初はそうでしたけれど、英語を好きになってしまったので、喜んで通いつづけました。

【三宅】英語のどんなところが好きだったのですか?

【三田】海外の方々とコミュニケーションがとれることです。スクールに行けば外国人の先生とお話ができる。それが楽しくて通いました。

【三宅】テストの点数を上げる手段としての勉強はつまらないですけれど、コミュニケーションをとる手段としての勉強なら身が入りますからね。

【三田】本当にそう思います。あと両親からは「グローバルで活躍する人になってほしい」と常々言われていました。幸いなことに小学校4年生の頃から毎年夏になるとイギリスやオーストラリアにサマーキャンプやホームステイに行く機会を与えられました。

【三宅】毎年ですか! それは素晴らしい親御さんですね。

【三田】今思うとありがたいことです。当時の私は英語がうまくなりたいから行くという意識はまったくなかったのですが、結果として英語力の向上につながったと思いますし、行くたびに自分の知らない世界を知れて視野がどんどん広がっていったと思います。

【三宅】今のお話をうかがって、お子さんをグローバルな人材に育てるためには、「英語を学ぶ」ことと「英語を活かす」ことと「海外に対して視野を広げる」ことをうまく連動させていくことが重要なんだなと感じました。

【三田】私もそう思います。

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