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小沢健二が「彗星」で1995年と2020年の「今」を歌う理由

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すごいの来た。小沢健二の新曲「彗星」。これを待ってた、という感じ。11月13日にリリースされる13年ぶりのニューアルバム『So kakkoii 宇宙』の収録曲とのこと。きっとアルバム全体を聴いたらまた捉え方も変わってしまうというので、今の時点でのファーストインプレッションを書きとめておこう。

 

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彗星 そして時は2020 全力疾走してきたよね 1995年 冬は長くって寒くて 心凍えそうだったよね だけど少年少女は生まれ  作曲して 録音したりしてる 僕の部屋にも届く 今ここにある この暮らしこそが 宇宙だよと 今も僕は思うよ なんて奇跡なんだと 自分の影法師を踏むように 当たり前のことを 空を横切る 彗星のように見てる 2000年代を嘘が覆い イメージの偽装が横行する みんな一緒に騙される 笑 だけど幻想はいつも崩れる 真実はだんだんと勝利する 時間ちょっとかかってもね 今ここにある この暮らしでは すべてが起こる 儚い永遠をゆく 波打ち砕ける 真っ暗闇を撃つ 太陽みたいに とても冴えた気持ち グラス高くかかげ 思いっきり祝いたいよね 今遠くにいるあのひとを 時に思い出すよ 笑い声と音楽の青春の日々を 再生する森 満ちる月 続いてゆく街の 空を横切る 彗星のように あふれる愛 止まらない泉 はるか遠い昔 湧き出した美しさは ここに 今ここにある この暮らしこそが 宇宙だよと 今も僕は思うよ なんて素敵なんだろう!と 澄む闇 点滅する赤いlight 脈を打つよ街と 空を横切る 彗星のように見てる あふれる愛がやってくる  その謎について考えてる 高まる波 近づいてる 感じる

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曲はオルガンから始まる。いきなり歌が始まる。
そして時は2020
全力疾走してきたよね
その言葉に応えるかのように、優しいストリングスがふわっと響く。

「♪ツー、タッタタ」というドラムのフィルを合図に、ベースラインがグルーヴのスイッチを入れる。ギターのカッティングとクラビネットがファンキーに跳ねる。そしてフレーズはこう続く。
1995年 冬は長くって寒くて
心凍えそうだったよね
その言葉に「♪パッパラッパ〜」とホーンセクションが合いの手のようなオブリガードを入れる。ここまで約30秒。完璧。このオープニングがほんとに最高で、ここばっかり繰り返して聴いちゃう。歌い出しから「1995年」と明示した歌詞も、軽快で多幸感に満ちたソウル・ミュージックのサウンドも、明らかにこの曲が「強い気持ち・強い愛」のアンサーソングであることを示している。

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