記事

滝クリに議員の妻たちが忠告「私なら夫に育休は取らせない」


今井恵子さん

 官邸内でおこなわれた異例の結婚会見。そして、物議を醸した夫・小泉進次郎環境大臣(38)の「育休発言」。はたして、滝川クリステル(42)は、フリーアナウンサー業と大臣の妻を両立できるのか――。議員の妻の実情を聞くべく、衆議院議員の夫人たちを訪ねた。

「毎日が選挙だと感じています。世襲政治家とは違い、主人の名前がブランドになっているわけではないので、当選後も選挙区を歩きまわりました。

 スタッフと手分けして戸別訪問したり、ポスターの掲示をお願いしたり。田植えの最中に突撃して、追い返されたこともあります(笑)」

 こう語るのは、無所属の今井雅人衆議院議員(57・岐阜4区)の妻・恵子さんだ。選挙区の岐阜4区は広く、車で効率的にまわらないと、1日でまわりきることができない。

 彼女が「今井家」に嫁いだのは9年前。岐阜放送のアナウンサーだったころ、初出馬した夫の衆院選を取材したことがきっかけで交際に発展。1年後に結婚した。

「2度めの選挙の年に長女が、3度めの選挙の年に次女が生まれました。このころがいちばん大変でしたね。事務所にベビーベッドを置いて、支援者からの電話、来訪者への応対に追われる毎日でした」

 地元の有力者や財界人に関わる冠婚葬祭には、議員の代理で妻が駆けつけなければならない場合も多い。

「地元にはお世話になっている人たちが多いため、冠婚葬祭には主人の代役で、できるだけ出席させてもらっています。主人の名刺を常に携帯し、挨拶の最後に『主人をよろしくお願いします』と伝えます」

 名刺やチラシを配ったり、ポスターを貼ったりと、地味な仕事も多い。特に選挙の時期は、いつにも増して忙しいという。恵子さんは、留守がちな夫に代わって地元を守る、“昔ながら” の代議士の妻だ。

 一方、小泉氏は、滝クリとの結婚会見で、「私の選挙に、妻がバリバリ出てくることはない」と、彼女が選挙区に住まず、小泉氏が暮らす東京の議員宿舎で同居することを示唆した。

「それぞれの地域によって、さまざまな事情があると思いますから一概には言えませんが……。代議士の妻としてアドバイスするなら、体力をつけておくのも仕事かもしれません。

 選挙区に住まないにしても、選挙期間中は多くの人に出会い、想像以上に体力を消耗します。体調を崩すと、候補者はもちろんですが、スタッフや支援者の皆さんにも迷惑をかけてしまいますからね」

 2020年1月の第1子誕生後の育休取得プランを明かした小泉氏だが、夫の手を借りずに子育てをした恵子さんは、違和感を覚えたようで……。

「どうなんでしょうね……。閣僚になられたので、育休どころではないと思います。主人にも、『代わりになる人間はいない』と思ったので、取ってほしくなかったですしね」


地元の婦人部の会に出席する柿沢幸絵さん

 一方、無所属の柿沢未途衆院議員(48・東京区)の妻・幸絵さんは、夫が長年築き上げた後援会の基礎票に加え、女性層の支持獲得に奮闘している。

「政治家は、人間の一生に関わる仕事。小選挙区制の導入後は、政治活動はもちろん、議員の人柄、生き方が問われるようになってきていることを感じます」

 東京都出身の幸絵さんは、専門学校を卒業後に社会人となったが、26歳で早稲田大学に進み、政治に目覚めて、松下政経塾で学んだ才媛。自身も、2005年の都議会議員選挙で初当選。3期12年の都議生活を送った。

 義父は、羽田孜内閣で外務大臣を務めた故・柿沢弘治氏。幸絵さんが “名家” に嫁いだのは7年前。夫・柿沢氏が2度めの当選を果たした2005年の都議選で、同じ会派に所属したことがきっかけだった。

「未途さんが政調会長、私は副政調会長を務めました。いわゆる “職場恋愛” ですね」

 入籍翌日の2012年12月4日、夫・柿沢氏の衆議院選挙の届け出をすませ、出陣式に夫婦で臨んだ。幸絵さんは、都議2期めの2012年から5年間、代議士の妻と二足の草鞋を履くことに。

「二世議員は、『地盤を引き継ぐことができるから有利だ』と思われがちですが、小選挙区制は風向き次第で、選挙結果が大きく変わるのが最近の特徴。

 そのため日ごろから地元の意見を伺ったり、後援会とのつき合いも重要になってきます。柿沢は地元での会合には、時間の許す限り顔を出すようにしています。スケジュールが厳しいときは、私が代理で出席しています」

 滝クリは、自身のインスタグラムで「『政治家の妻はこうあるべき』という形にとらわれず、私らしくありのままの生き方、スタイルを尊重してくれる」とのろけたが……。

「代議士の妻として、活動をしなくてもかまいませんが……。ただ、地元に密着して、議員本人が収集できない情報を得るための、人づき合いをしておくことは必要かもしれませんね」

 小泉議員の育休発言については、手厳しい意見。

「議員は会社員ではなく、24時間態勢で対応する仕事。困っている人を前に、育休を理由にすることは私にはできない。

 議員は夢を与える仕事でもありますし、進次郎さんには多くの人が期待しているので、育休によってアクセスできなくなるのは残念だと思います」

 滝クリに代議士の妻としての自覚はあるのか。その覚悟が問われる。

(週刊FLASH 2019年10月15日号)

あわせて読みたい

「滝川クリステル」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    「親日本」が韓国に与えた納得感

    WEDGE Infinity

  2. 2

    GSOMIA破棄か 感情で判断の韓国

    ヒロ

  3. 3

    暴走事故の高齢者 資産移動防げ

    篠田 英朗

  4. 4

    二宮のお相手 さんまが「魔性」

    SmartFLASH

  5. 5

    剛力破局 深田恭子に泣いて相談

    NEWSポストセブン

  6. 6

    なぜ匿名? 二宮結婚報道の異常さ

    山下雄平

  7. 7

    Apple製品にも影響?LGの大量廃棄

    tenten99

  8. 8

    SNS話題「養育費2億円」嘘だった

    BLOGOS しらべる部

  9. 9

    望月記者 れいわ演説で心動いた

    PRESIDENT Online

  10. 10

    桜を見る会名簿は半日で調査可能

    井戸まさえ

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。