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学校当局等の管理責任を真正面から問い質した高裁判決が確定したところに大川小学校裁判の意義がある

これでご遺族の方々の無念が晴れることはないだろうが、とにかくご遺族や弁護団の方々の長年のご努力が報われたことはよかった。

県や市の行政当局者にとっては個人の過失責任だけでなく、学校当局はじめ行政当局の管理責任まで問われることになって、そこまでの責任はとても負い切れないと思われただろうが、最高裁が県や市の上告を棄却し、高裁判決が確定したことで一応の法的決着が図られることになったのはよかった。

大川小学校の関係者の皆さんも、これでようやく前に進むことが出来るようになるのではないか。

余りにも痛ましい事態だったので、関係者の皆さんの複雑な心情を慮って言及することを差し控えてきたのだが、学校当局はじめ行政当局の管理責任を問う判決が確定したことにより、学校当局および行政当局の間での防災・減災の取り組みが一層促進強化されることを期待している。

大川小学校跡地は、東日本大震災の最大の震災遺構になるはずである。

私は、これまで何度か大川小学校を訪れているが、毎回言葉を失って、ただ頭を垂れ祈りを捧げるだけだった。

関係者の皆さんが大川小学校跡地をどういう震災遺構にしてくださるか、注目している。

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