大型で猛烈な台風19号は、非常に強い勢力を保ったまま、12日に紀伊半島から関東地方にかけて上陸する恐れが高まっています。先日千葉県に大きな被もたらした台風15号と同程度の暴風が予想され、大雨と高潮にも十分な警戒を気象庁は、昨日から呼びかけ、テレビや新聞など報道でも注意を呼び掛けています。
そうした中、母のケア等のために、午後から、台風が上陸するかもしれない東京に来ています。明日は、交通機関が運休になることなどから、予定を変更して帰ろうとする人たちが、軽井沢駅の切符売り場に100人を超える長蛇の列を作っていました。新幹線も、平日の昼間にしては混雑していました。
そして、いつもより早い4時ころに、狛江のスーバーに行ったところ、カップ麺などの棚は空っぽで、買いだめをする人がちが、各レジに十数人ずつ並んでいて、並ぶの20分以上かかりました。マンションのベランダのものを、サンダルでも50メートル位の風が吹くと凶器になり、ガラスも破ると報じられていたので、すべて室内に入れました。ラジオの電池や懐中電灯も確認して備えています。
気象庁は、台風19号について、午前11時から記者会見を開き、静岡や関東で1200人以上が犠牲となった狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となり、大雨の特別警報を発する可能性もあるとして、厳重な警戒を呼びかけました。12日から13日にかけて東日本を中心に西日本から東北の広い範囲で猛烈な風が吹いて海はしけとなり、記録的な暴風となるところもある見込みです。
大雨への警戒も必要で、近くを流れる多摩川も氾濫の恐れがあるといわれています。新幹線、在来線、私鉄の各線で「計画運休」の実施を決めています。近くを走る小田急も、明日は12時から間引き運転をし、15時からは運休に、運転再開時に混乱した前回の反省から、運行再開は、明後日の午前中に安全が確認されてから順次と発表しています。温暖化の影響か、これまでにない猛烈な台風とのこと。とにかく被害がでないことを祈っています。
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- 2019年10月11日 19:08