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米GM、CEOが労使交渉に乗り出す スト解除巡りなお対立


[ワシントン/デトロイト 10日 ロイター] - 全米自動車労組(UAW)の広報担当者は10日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>のメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)がUAW幹部と面会し、3週間以上に及ぶストライキ終結に向け最新の労働協約案を協議したことを確認した。

消息筋によると、バーラ氏は9日にUAWのジョーンズ委員長やディッテス副委員長と会った。

面会は既に一部で報道されていたが、GMは面会についてコメントを拒否し、協議は進んでいるとだけ説明。しかし、UAW広報担当のブライアン・ローゼンバーグ氏は「会合があったことになんの隠し立てもない。協議は行われ、われわれはあらゆるレベルで話し合いを続ける」と語った。

3人は労使交渉の場となっているGM本社で、30分以上にわたり協議。消息筋によると、バーラ氏の狙いは協議を再び進展させることだった。

UAW幹部らはこれまで、交渉にバーラ氏本人が関与すべきだと求めていた。

ストは賃上げや雇用の安定、医療保険の充実などを求めて9月16日に開始、UAWの組合員4万8000人が参加している。GMの損失は10億ドルを超え、米国工場の操業に加え、カナダやメキシコの従業員およそ1万人にも影響が出ている。

GMは7日に最新協約案を提示したが、双方は10日夜も対立。協約案の内容は明らかになっていない。

ロイターが確認した書簡によると、UAWのディッテス副委員長は10日夕にGMに送った書簡で、閉鎖される可能性のある米工場の将来など5つの具体的な問題を議論している委員会が作業を終えるまで、会社側の提案には回答しないと伝えた。

これらの委員会は、GMが以前に閉鎖を示唆した米4工場の将来や、北米における約1万5000人の人員削減計画、生産技術の変化などの問題を議論している。

ディッテス氏は、5つの問題が解決される時期は不明とし、最終合意がまだ先になる可能性を示唆した。

これに対し会社側は、UAWから最新協約案に回答がないことにいら立ちを示した。

GMの北米労使関係担当幹部は10日夜の書簡で「繰り返し求めているように、合意を目指してすべての問題について昼夜の交渉を行うべきだ」と訴えた。

また「UAWメンバーとGM従業員の生活に混乱が生じており、われわれはできるだけ早期に残りの問題を解決するよう努力する必要がある」と強調。5つの問題が解決するまで交渉を中断することに反対の立場を示した。

※内容を追加しました。

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