- 2019年10月11日 13:32
【台風19号】沖縄県の損害保険会社が教える台風への備え 見落としがちなエアコンの室外機対策
今週末の12日夕方夜にかけてから13日にかけて、「今年最強」とされる大型で猛烈な台風19号が東海地方・関東地方に接近する見込みです。

11日に行われた気象庁の記者会見によると、台風19号は非常に強い勢力を保ったまま日本に近づいているとのことです。気象庁は数十年に一度の大雨が予想される「大雨特別警報」の発表の可能性があるとしたほか、1958年(昭和33年)に起き1200人の被害を出した「狩野川台風」に匹敵する被害が発生する恐れがあるとして、備えを呼びかけています。
エアコン室外機をベランダの隅に置くのは避けたほうが良い
今から私たちができる備えとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
「台風の通り道」にあたり、台風シーズンには毎年のように被害に見舞われる沖縄。地元の損害保険会社「大同火災海上株式会社」(那覇市)さんに、台風に備え個人が今からできることについて話を聞きました。

同社の業務部あんしん・あんぜん推進室の稲嶺盛昇さんは「まず、できるだけ屋外には物を置かないようにしたほうが良いでしょう」と提案しています。

「植木鉢や自転車など、室内に置けるものは移動させましょう。物干し竿なども台風で飛ぶ可能性があります。また、もし動かせないものがあった場合はロープで固定をするなどして対策をとってください」(稲嶺さん)
室内に動かせないもので気をつけたほうがよいものはあるのでしょうか。
稲嶺さんは「室外機には要注意です」と指摘しています。

「お客様から台風被害報告を受ける中で、最もよく挙げられるもののひとつがエアコンの室外機です。壁の上部や屋根といった風通しが良い場所に置くことが多いため強風をまともに受けやすく、ファン(羽根)やモーターの破損が多発しています。金具やワイヤーで固定するのがベストですが、業者に依頼する必要もあるかと思いますので、ロープでくくるなどして対策を取るようにすると良いでしょう」。
さらにマンションや共同住宅の場合は、固定する場所にも注意が必要だそうです。

「吹き付ける風は建物に遮られ左右上下に流れるので建物の角部分は中央部分に比べて風速が大きくなり、それだけで勢いが強まります。室外機はベランダに設置していることが多いと思いますが、できるだけ角の部分を避けて設置したほうが良いでしょう」
停電は電気だけではなくトイレも使用できなくなる可能性
また、沖縄では台風被害で停電になることも多いそうです。首都圏でも、先月の台風15号により千葉県内で大規模・長期にわたり停電が続くなどの被害も発生しました。今回も15号と同規模かそれ以上の台風が上陸するとされているため、また停電が起きてもおかしくはありません。
稲嶺さんは「電気・電源の確保で懐中電灯やスマホの充電器などを用意するのはもちろんのほか、アパートやマンションの場合は停電が起きると給水ポンプの機能が停止し、水が使えないことがあります。飲料水を確保するだけではなく、お風呂などに水を張って、生活用水を用意しておくことも大切だと思います」とアドバイスしています。
「もしも」のときに備え、早目の準備を心がけましょう

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