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「外国人が歌う君が代」―ラグビーの場合―

ラグビーの世界大会が日本の活躍で盛り上がっている。

ラグビーは英国の貴族社会から生まれたスポーツで、どちらかというと英連邦に加盟している国々が中心であったが、近年、アメリカ、ロシアなども参加して国際大会に相応しくなってきた。

森喜朗元首相のご努力で日本開催が決定されたが、当初は今日ほど盛り上がると誰が想像できたであろう。病身の森元総理の執念に近い努力で、周到に準備された上での日本チームの大活躍は、国民を熱狂させ、子どもたちもラグビーに興味を持ちようになってきたことは大きな成果である。

それにしてもラグビーは何と洒落たスポーツであろう。その国に3年以上滞在していれば、その国の選手として国籍に関係なく出場できるのは、スポーツ種目多々あれど、ラグビーだけではないだろうか。

日本チームも半分は外国人である。しかし、国歌斉唱では外国人も「君が代」を歌う。特に日韓関係最悪のこの次期、優勝候補のアイルランド戦で、スクラム最前線で活躍した韓国出身の具智元(グ・ジウォン)が「君が代」斉唱の場にいる事はなんともすがすがしい。

スポーツは国境を越えて理解される。韓国の具、ニュージーランドのトンプソンルーク、オーストラリアのシェ-ムス・ムーア、南アフリカのピーター・ラブスカフニ、皆日本チームのメンバーで、ルーツや文化の壁を乗り越えた日本チームの「結束」は感動的でさえある。敗者が勝者に送る拍手もラグビーならのものではなかろうか。

この感動がオリンピック・パラリンピックにつながることを確信すると共に、日本人の「おもてなし」の心が世界共通になるきっかけになることを願いたいものだ。

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