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学校での働き方改革の推進

政府広報「未来を担う子供たちのために 学校の先生も働き方改革」
https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg18369.html

日々勉強!結果に責任!」「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条とする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。我が国の伝統精神である「智勇仁」の三徳に基づき、「文武経」の政策を国家国民のために全身全霊で実現します。

●自民党内での議論

10月9日(水)、自民党本部において、文部科学部会が開催され、学校での働き方改革の推進に向けての文部科学省提出の法案について、議論しました。

背景には、教師の長時間労働問題があります。文科省の調査では、中学校教員の約6割、小学校教員の約3割の残業時間が、おおむね月80時間以上の「過労死ライン」を超えていたからです。

そこで、文科省では、地方の判断で、2年後から勤務時間を年単位で管理する「変形労働時間制」の導入はじめとした教職員給与特別措置法(給特法)の改正案を提出しようとしています。平日は勤務時間の上限を引き上げ、夏休み期間中などに休日をまとめ取りできるようにしようとするものです。

●私の発言

私は、部会で次のような発言を行いました。

・学校での働き方改革の推進する法案提出にあたって、改正案作成までの経緯を明確にしてほしい。文部科学省の中央教育審議会(中教審)で審議する前に、自民党内で2年前から、教育再生実行本部や文部科学部会で、全日本教職員連盟や先進教育委員会はじめ関係者からの聴き取り行い、文科省への提言をしているわけで、その上に今回の改正案作成に至ったことを明記してほしい。

 ・既に他の議員から指摘されているわけだが、学校での働き方改革の目的を明確にしてほしい。文科省の資料には、目的が一応書かれているわけだが、その裏付けとしての、教育基本法や学校教育法を明記してほしい。

 ・学校での働き方改革を実現するためには、法案改正はもちろんだが、それをどう実現していくかの実行体制の構築が大変重要である。法案が改正されても、それを実行するのは、地方公共団体、教育委員会になるわけで、国と地方の連携、教委、校長等の管理職、教師、学校職員、保護者、地域住民等、国民運動を展開する必要がある。

 ・勤務時間を短縮するためには、業務改善プロセスの見直しが不可欠である。それが、ないと自宅に仕事を持ち帰ったりする隠れ残業となりかねない。新しい学習指導要領を実行するとなると、小学校の英語のように時間増となる。矛盾したことを学校にお願いすることになる。それに対応するためには、教委とともに、校長はじめ管理職の指導力が重要となる。現在、教師や職員の勤務時間把握が4割という現状では、とても実現は覚束ない。業務改善アドバイザー等、具体的な支援が必要だ。

 ・今回の法案は、公立学校が対象となるわけだが、私学への支援はどうなっているのか。私学は労働基準法の対象となっていて、既に待ったなしの状況である。公立学校だけでなく、私学への支援の充実が不可欠。

 今後、自民党内での機関決定を受けて、与党の決定となり、閣議決定となり、政府から国会に提出され、衆参それぞれで議論されることになります。

 学校での働き方改革は、今回の法案だけで実現できるわけではありません。教師を支援するスタッフの導入、学校の情報化等、全体の改革像を提示して、それをしっかり実現していく体制整備、それを支援する地域社会全体の理解と支援が不可欠です。教師の働き方を変えて、子供たちと向き合う時間を増やし、教育の質向上に繋げるために、多様な論点を含んでおり、引続きしっかり議論していきたいと思います。

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