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秋の陣

 食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、行楽の秋…。暑い夏が去り過ごしやすい季節を迎え、イベントや行事が目白押しです。スポーツの秋の主役に躍り出たのは、何と言ってもラグビーワールドカップでしょう。日本代表の奮戦に国民は熱狂し、世界も称賛しています。決勝トーナメントへの進出を賭けたスコットランドとの大一番は、10月13日の日曜日。キックオフが待ち遠しいです。

 秋の臨時国会も10月4日から始まりました。12月9日まで約2か月間開催されます。野党4党派が結集した共同会派も始動しました。衆院における会派の正式名称は「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」(略称は立国社)。名は体を表すといいますが、19文字の長い名称は多様な人々の集まりであることを表しています。

 でも、多様性は心を1つにすれば大きな武器になります。それはラグビーの日本代表の構成を見れば明らかです。総勢31名のチームのうち、15名が海外出身者です。内訳はニュージーランド、トンガ、オーストラリア、南アフリカ、サモア、韓国と多様です。しかし、彼らは単なる助っ人ではなく、桜のエンブレムを胸に誇りをもって日本を背負って戦っています。

 新会派も「ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」(1人はみんなのために、みんなは1つの目的のために)の精神で頑張らなければなりません。ここでいうラグビーの目的はトライですが、新会派の目的は強行採決や資料の隠蔽などを繰り返す安倍政権に対する行政監視機能を強化することです。

 共同会派の結成により、会派の議員数は120名と厚みを増しました。約50名が大臣・副大臣・政務官など、政府で仕事をしたことがあります。この経験と教訓を生かさねばなりません。ただし、それだけでは民主党の再結成と皮肉られるだけです。政権を明け渡した2012年以降に当選した議員、3回生以下の約30名の若い力を活かすことも肝要です。

 政権与党を経験したことのあるベテラン・中堅と、既成にとらわれない若手を融合することにより、調査力、論戦力、立法力、発信力を飛躍的に高めていきたいと思います。充実した国会論戦を通じて、1強多弱を克服し緊張感のある政治状況をつくり出していく決意です。

 私が所属する常任委員会は、引き続き財務金融委員会となりました。消費税を引き上げても財政健全化は遠のいています。他国の中央銀行は金利を引き下げ始めましたが、日銀はマイナス金利を深掘りするのでしょうか。かんぽ生命問題なども含め、金融も課題山積です。しっかりと麻生大臣と対峙していきます。

 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)にも入りました。各級選挙の投票率低下は大問題です。危機感をもって議論に参加したいと思います。

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