記事

大学生協は学生のPCの壊し方を熟知している


いきなり新連載。NIKKEI STYLEでU-22世代のヒット商品と、その仕掛け人に迫る連載がスタート。

パソコン買うなら量販店より大学生協 その理由とは : NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO50519520S9A001C1000000

第1回目は家電量販店よりも値段が高い大学生協でなぜPCが売れるのかという話。単なるコスパではなく、安全、安心を求める学生の姿がそこに。

個人的に印象に残ったのは、大学生協は、学生のPCの壊し方を熟知しており、そのトラブルに対してとことんサポートしようとしているということ。

大学生は想像もできないようなPCの壊し方をする。大学の教室や研究室で落とす、自転車のカゴにPCを載せそのまま転倒し落下させる、自宅でいつの間にか踏みつけていた、寝ているうちに下敷きにしていた、コーヒーやコーラ、ビール等の液体をこぼすなどだ。

大学生協のスタッフは、学生ならではのPCの壊し方を熟知した上で、多くの場合にフォローできる安心のサポートを用意している。壊れた際の4年間保証だけでなく、より深刻な壊れ方をした際のための4年間動産保険も用意している。後者は落下や、ジュースをこぼすなどの理由でPCを壊した際に修理代を自己負担金5,000円で限度額まで補填する制度だ。

「再購入補助」という制度もある。修理不能な場合や、修理費用が限度額を超過した場合は、修理せずに生協で新しいパソコンを購入するための補助額を受け取ることができる。

慶應義塾大学の生協では、1年生が入学後3ヶ月でPCを全損した際のエピソードが資料として学生に共有されている。ノートPCの画面と気ボードの真ん中にジュースがかかってしまった「水濡れ」だった。

修理の見積もりをとったところ、メイン基板とほとんどの部品を交換しなければならないので、通常だと272,376円かかる。しかし、慶應義塾大学の生協が提供している、限定モデルである「塾生パソコン」のPanasonicのLet’snoteは「4年間動産保険」があり、1年目は145,000円の保険がおりる。

それでも12万円ほどかかる。これに「再購入補助」を絡めることにより、48,880円で同じLet’snoteを購入することができた。なお、修理の見積もりが出るまでの間は、代替機貸出サービスを利用し、普段の勉強に支障をきたすことがなかった。手厚いサポートを物語るエピソードだった。

ちなみに、私学で教員をしているが、大学生協のPCカタログはなかなかおもしろくて。メモリの容量などを予めカスタマイズしたモデルが提供されている。AppleやMicrosoftなど、あまり特別対応しない外資系メーカーを含めてだ。また、びっくりするような大安売りもたまにある。激レアな「こんな商品があったのか?」というアイテムも。

今後もますます深く活用しよう。うん。

というわけで、新連載、よろしく。頑張る。

あわせて読みたい

「PC」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    森ゆうこ氏への請願黙殺する自民

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  2. 2

    野村克也氏「イチローは超一流」

    幻冬舎plus

  3. 3

    安倍首相の虚偽答弁 新たに判明

    田中龍作

  4. 4

    韓国社会を映す韓流スターの自殺

    渡邉裕二

  5. 5

    「サイゼ料理をアレンジ」は面倒

    fujipon

  6. 6

    出所したら…新幹線殺傷男に衝撃

    文春オンライン

  7. 7

    中村哲医師はなぜ銃撃されたのか

    NEWSポストセブン

  8. 8

    朝日が早期退職募集 新聞の明暗

    AbemaTIMES

  9. 9

    生理の妻へ食事配慮 批判の声も

    BLOGOS しらべる部

  10. 10

    口座手数料より銀行がすべきこと

    内藤忍

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。