- 2019年10月07日 07:32
Youtuberラファエル氏は貧乏家庭・自衛隊・営業マンから転身!「無一文からのドリーム」書評
ぜひ読んでほしい。
めちゃめちゃいろいろ参考になります。
Youtuberラファエル氏の半生をつづった本「無一文からのドリーム」。
私ね、いいイメージがまるでなかった。
単なる過激動画やくっだらない動画あげて、あやしい広告案件やって稼ぎまくってたけど、YoutubeのアカウントをBANされちゃった人でしょ。
ざまあみやがれぐらいにしか正直思っていなかった。
ところが。
BANした後のラファエルチャンネルみたら、おもしろいんですよ!
仮面姿が出てこない回がすごくよくって、イーサンというマネージャーが仮面をかぶってないラファエル氏にどっきりしかける動画がおもしろくて、思わず何個もみちゃった。
単純におもしろいんです。
で、この人って、今までどんな人生でこうなったのかなと思っていたら、ちょうど半生本が出た。
いやーこの本、この人生すごい。
貧乏家庭で育てられ、親も離婚し、家庭環境はよくなく、ろくに勉強もしなかった。
家が貧しいから独立して稼がなきゃいけないと、パチンコ屋でアルバイトし、半年間はほぼ休みなく働き続けたという。
このままいけば、単なる貧乏家庭出身の典型的不良ヤンキー、ダメダメ人生路線だが、しかしその後軽い気持ちで自衛隊に入ったら今までと違って能力を認められるようになる。
同期一の出世頭にもなったが、4年目でやめることを決意。
歩合の営業職でばんばん稼ぎたいと思ったからだ。
自衛隊から一部上場企業の名古屋営業所で働くことに。
次第にここでも実力を発揮し、名古屋営業所では歴代最速のスピードで出世し、最高月収120万円を稼ぐまでになった。
しかし歩合の営業で稼げるのはせいぜいこのぐらいが限度。
たまたまネットでみた高級車に乗りたい!と思い、このままの営業職では無理だと悟った。
そこで副業をしようと自宅ネイルサロンなどをやったりもしたがそんなに稼ぐことができない。
そこで思いついたのがYoutubeだった。
これなら稼げるのではないか?
こうして上場企業の営業マンをしながら副業でYoutubeを始めた。
会社員なので顔バレしないようにと仮面を買ってきた。
名前も実名は出せない。
検索されて覚えやすい名前を、と考えラファエルと名付ける。
2014年のことだった。
すぐにうまくいったわけではなかった。
1年でやっとチャンネル登録者数が1万人を突破。
よいクオリティの動画をあげ続けていれば必ずブレイクすると信じて動画をアップし続けた結果、見事にブレイク。
Youtubeで月数百万円稼げるようになった。
しばらく会社員をしながら副業としてYoutubeを続けていたが、2017年に会社をやめて独立した。
その後、アカウントが停止される大事件があったにもかかわらず、再び復活してYoutubeで成功している。
まるでイメージと違った。
貧乏家庭ーパチンコ屋まではよくあるパターンだとしても、その後自衛隊、上場企業の営業マンとして、すごい実績を残した上で、かつ副業でYoutubeをするパラレルキャリアを続け、稼げるようになって独立した。
家庭環境なんて関係ない。
でもものすごい努力もしているし、ものすごく分析したり研究したりリサーチして仕事に取り組んでいる。
そして会社員をしながら副業をして、見事成功した素晴らしい事例だ。
ぜひ多くの人に読んでほしい。
参考になることいっぱいあるはず。