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【ネット炎上記録】新潮社ヨイショ感想文と称した「ステマレビュー」募集し炎上。キャンペーン即座中止

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*すでに投稿は削除されているが、この投稿を見た時「炎上してキャンペーン中止になるのでは」と思いスクショをとっておいたもの。

すでに投稿は削除。

今日もどこかで何かが炎上しているネット世界。
またたくまにキャンペーン中止になってしまったので、知らない方も多いと思うので記録として残しておきます。

大手出版社が百田尚樹著の最新小説「夏の騎士」の「ほめちぎる読書感想文」をツイッターで募集。
夏の騎士ヨイショ感想文と題し、百田先生を気持ちよくさせた感想文20名には1万円の図書カードを贈呈するとのキャンペーンを実施。
百田氏上半身裸のけばけばしい金ピカ画像が、キャンペーンアイコンとして使われたが批判大殺到ですぐさまキャンペーン中止に追い込まれた。

ある意味インパクトもあり、話題性もあり、逆張り的に「ヨイショ感想文」を、「ほめちぎる感想文」を書けというのはかなり開き直った、大々的な広告戦略だったが、完全に見事に裏目に出てしまった。

問題の根幹にあるのは、老舗出版社で大手出版社ともあろう新潮社が本来であれば言論や表現の自由を尊重し、本の感想は読者に委ね、賛否があろうが真摯に受け止めることこそ出版文化のはずが、よりもよって著者先生を気持ちよくさせるため、読者に筆をなめなめさせて、本当の感想ではなく販売促進のために、ヨイショするほめちぎる感想文を書けば金券がもらえるという、いわば公然ステマレビューの募集を出版社自らが大々的にいけてるキャンペーンと勘違いしてやってしまったことにあるだろう。

はじめは何か悪い冗談だとも思ったが、文字通りのキャンペーンで金券をえさにステマのごとき賞賛レビューをネット上にあふれさせるためにほめちぎって書け、ヨイショして書けなんていったらもうこれは出版社の存在意義にかかわる大問題なはずだが、それにまったく気づかず、バズりそう、うけそう、賞賛レビューが増えれば売上も増えるだろうという、非常に安直な愚策をよりにもよって老舗大手出版社がやってしまったことにある。

いやーなんともすさまじい。
なんというか出版社ってここまで劣化してしまい、ここまで追い込まれてしまったのかと思わざるを得ない炎上案件かなと。

構造的出版不況で空前の右肩下がりの時代。
幻冬舎・見城徹氏の炎上事件にもあったように、本が売れなくなったのを、自らの役割を考えずに著者のせいにして、実売部数を暴露して著者を責める事件にもあったように、出版社は本が売れなくて困っているんだろうなと。

そんな中、誰に教わったのか、誰に入れ知恵されたのか、ただただ今の時代の流れを考え「なんかSNSでバズらせるキャンペーンとかやれば売れんじゃね」みたいな、安易な気持ちでやっちゃったのかなと。

出版不況というけれど、紙の本が売れないだけかつ紙の本のリスクが高すぎるだけで、電子書籍にシフトすれば紙の印刷費も削減できる在庫管理の費用も削減できる書店に送ったり送り返されたり、という費用も削減でき、いい意味で電子書籍のシフトすれば、マスに売れなくてもニッチな本でも今までより安く低コストで量産できるはずだが、従来の成功体験に縛られているのか大々的に広告うって、マスに受ける紙の本を大量に売ることにこだわりすぎているのではないか。

驚くべきことだが、このキャンペーン本だが、2019年7月に発売された本にもかかわらず紙の本しかない。
電子版がないのだ。

絶句・・・。
今の時代に電子版がないなんて、一体出版社は何を売っているのだ。
紙屋さんでもやってるのか?

百田氏という知名度なら、大々的に売れると思っていっぱい紙の本を印刷しちゃったけど、7月に発売したけど思ったより売れてないからまずくねみたいなことで、こんなキャンペーンでもはじめたのだろうか。

今の時代に電子書籍版も出さない時代錯誤な出版社が、SNSを使って時代錯誤というより出版文化放棄ともいえるステマキャンペーンを堂々とやってしまうほど出版社は本が売れなくなって、劣化してしまっているのだろう。

まずさ。
紙の本だけじゃなく電子版も出すことからはじめよ。
紙の本に無意味にこだわり続ければ、こうした炎上キャンペーンの痛手だけでなく、ますます出版社は苦しくなるだろう。

まあ電子版になった時に出版社はいるのか?という大問題があり、別にいらないよねってこともあるので、だからこそ紙の本にこだわっているのかもしれないけど。

まあそれにしても画像がえげつない不快感に満ちていただけに、余計に炎上してしまい、もう新潮社の本なんか買わないと大批判している人もいるほど。

私はあまり新潮社の本読んでない気がするけど、私の人生を変えた沢木耕太郎氏の「深夜特急」は確か新潮社だったなーと思ってアマゾンみたらなんと6冊合本の電子書籍本が売ってた!

そうそう。それだよ!
文庫本とか紙の本売るより、電子版出せば今までの財産で在庫コストなく売上に貢献できますよ。

それにしてもこんな狙い定めた炎上キャンペーンをしてしまう出版社に未来はあるのか。
もう出版社自体がなくなっちゃうかもしれない。
テレビ局と同じ運命で。

というわけで新潮社は劣化してますが、「深夜特急」の電子版は買い!
私はこの本で会社を辞めて旅に出ました(笑)
マジの話で(笑)
https://amzn.to/2ogPZ7N

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