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【ラグビーW杯】 多湿の日本でキャッチミス続出 シャンプーやせっけんで対策するも

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世界トップクラスの選手なのに、ボールが手につかずポロポロ……。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、そんな場面が目立っている。日本の「多湿」が原因のようだが、主催者の判断ミスを指摘する声も上がっている。

9月30日に神戸市御崎公園球技場であったスコットランド対サモア戦。パスを受けた選手の手からボールをスルッ、ボールを抱えて走っていた選手がボールをポロッ。両チームの選手に、初歩的なミスとも思えるプレーが相次いだ。

試合を取材したBBCスコットランドのトム・イングリッシュ記者は、「ボールが滑りやすく、パスがこぼれた。それが何回もあった」と書いた。

そして、会場の状況について、「サウナのように高温多湿で、英エジンバラ植物園の温室のように息苦しかった」と説明。開閉式の屋根が閉じられていたことを、「W杯主催者は間違った。この競技場を閉じるのは妙な決定だった」と批判した。

同球技場では3日、アイルランドとロシアが対戦する。アイルランドのフッカー、ナイル・スカネルは、「スコットランド対サモアの試合を見て、湿度の高さがはっきりわかった。非常に高い技術をもつ選手たちがボールをつかむのに苦労していたから」と話した

一方、2日に大分スポーツ公園総合競技場であったニュージーランド対カナダ戦も、開閉式の屋根を閉じて行われた。風が通らず、選手たちが大量の汗をかくなか、世界1位のニュージーランドにもパスのキャッチミスが何度か見られた。

ニュージーランドのキーラン・リード主将は試合後、「(湿度が高く)コンディションが厳しかった」と話した(ニュージーランドは63-0でカナダに勝利)。

せっけん、シャンプー、ベビーオイル

アジア初開催の今大会、各チームは日本の高温多湿の気候を考慮し、雨や湿気対策に取り組んできた。

スコットランドはシャンプーに浸したボールを使って練習。一方、ウェールズはベビーオイルにつけて、滑りやすいボールに慣れる努力をしてきた。

イングランドは水を張ったバケツをピッチわきに用意。ボールをいったんそこに入れてから、パスの練習を繰り返してきたと、アイランドの新聞アイリッシュタイムズは伝えている。

そのイングランドのロック、ジョウ・ローンチベリーは、9月26日のアメリカ戦を前に神戸市御崎公園球技場で練習をした後、英紙デイリー・メールに、「地元にいるときと比べるとボールが滑りやすい」とコメント。「ボールをしっかりつかむことが大事になるだろう」と語っていた(イングランドは45-7でアメリカに勝利した)。

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