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緊急入院の米民主サンダース氏、選対陣営が国民皆保険の重要性強調


[ワシントン 2日 ロイター] - 体調不良を訴えて入院し医療処置を受けた米野党民主党のバーニー・サンダース上院議員(78)の選対陣営は2日、この状況を受け、同氏が掲げる看板政策である国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」の重要性を訴えた。

来年の米大統領選に向けて民主党の候補指名を争うサンダース氏はは前日の選挙運動中に胸の痛みを訴え入院。動脈閉鎖と診断され、ステントという装置を胸部に埋め込み、血管を広げる治療を受けた。

選対陣営はこれを受け、イベントやテレビ広告などの選挙運動を休止した。サンダース氏は今後数日間療養する見通しという。

サンダース氏のスピーチライターを務めるデビッド・シロタ氏は、ニュースレターの中で、予期しない医療処置は「バーニー(サンダース氏)のメディケア・フォー・オール法案を可決させる必要性を示す絶好の例だ」と指摘。

ロンドンスクール・オブ・エコノミクスの研究者らによる2018年の論文に言及し、心臓埋め込み型医療装置は政府の医療制度が導入されている一部の欧州諸国と比べ、米国では最大6倍のコスト負担が生じることが分かっていると語った。

メディケア・フォー・オールは、65歳以上の高齢者を対象とした既存の公的医療保険制度であるメディケアを基礎に、連邦政府運営の医療保険を全国民に提供する案だ。

サンダース氏は2日午後、治療後に初めてツイッターに投稿し、「体調は良い。素晴らしい医師や看護師が回復を手助けしてくれていることを幸運に思う」などと語った。

その上で「医療処置を必要とする緊急事態がいつ起きるかは誰も分からない。それが起きたときに破産することを心配する人がいてはならない。メディケア・フォー・オール!」と国民皆保険の必要性を強調した。

※内容を追加しました。

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