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ギリシャ危機でわかる、投資で儲けられない人の共通点

昨日書いたインデックス運用に関する記事には、FBやツイッター、さらには転載されているBlogosまで、たくさんの方からコメントをいただきました。ありがとうございます。

ところで同じ株式投資に関して今週気になったのは、The Economistの欧州株式に関する記事です。

ギリシャ危機の最中に欧州株?何だかピント外れと思われるかもしれませんが、読んでいるうちに個人投資家が株で利益をあげられない理由が見えてくるような気がする記事でした。

記事の内容を自分なりに要約すると次のようなことです。

■ギリシャ問題の影響で、2010年以降欧州の株式は18%下落したが、米国は逆に同じだけ上がっている。低成長の続く、危機懸念の消えないマーケットであるが、割安だと考えている投資家もいる

■欧州企業は44%の収益を欧州以外から稼いでいる。24%の収益は新興国からで、アメリカの2倍である。欧州株を買うことは欧州経済に賭けることと別と考えることもできる

■配当利回りは欧州が平均4.1%で、米国は平均2.2%である

■7年の利益の平均から計算したPERは欧州11に対して、米国は18.1.米国株にはプレミアムが存在するとしても、2つの差は過去の平均の3倍

欧州の株式が割安で買い場なのか、それともさらなる危機によって株価に悪影響があるのか。予想することは難しいと思います。しかし、忘れてはいけないのは、株式投資とは多くの人が悲観的になっている時にこそ、大きなチャンスであるということです。もし、ユーロ問題が落ち着いたら欧州の株を買おうと思っても、その時には既に株価は上昇してしまっているはずです。

そしてもう一つの個人投資家の問題は、誰もが大底で買おうと考えていることです。最安値で買えれば投資としては理想的ですが、そんなことはあのウォーレンバフェット氏でも不可能です。

株式に限らず、投資で重要なことはリスクをコントロールしながら、値下がりしているものを、できるだけ底値に近いレベルで買えるようにすることです。過去のデータは必ずしも将来を予想しませんが、この記事からは他の資産や他の地域との比較など、価格を分析する方法はいくつか存在することがわかります。

ギリシャの再選挙が近づく中、投資家の不安心理はなかなか解消しません。そんな中、他の投資家と一緒に不安になるのか、それともその中にチャンスが無いか一人冷静に考えてみるのか・・・。

未来の予想は簡単ではありませんが、明らかなことは、安心できるような相場環境になってから株式投資をしようと考えたり、もう絶対に下がらない大底を確認してから投資しようと考えている人は、投資に向かないということです。

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