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米ウィーワークのIPO撤回、重大な転換点を示唆=モルガンS


[1日 ロイター] - モルガン・スタンレーの株式ストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は9月29日付のリポートで、 共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーによる新規株式公開(IPO)撤回は「不採算企業に脈々と資本が投入される時代」の終息を告げる重大な転換点と指摘した。

ウィーカンパニーは30日、IPO目論見書の取り消しを申請、上場計画を撤回した。ソフトバンクグループ<9984.T>が大株主となっている同社は、長期リースで確保したオフィススペースを短期的に貸し出すビジネスモデルを展開してきたが、その収益性をめぐり投資家の懸念が高まっていた。[nL3N26L4UP]

ウィルソン氏は、今回の事案によって想起される過去20年間の3つの大きな企業部門の出来事を列挙。どれも、それまで長く続いた傾向が最高潮に達したことを示したという。

同氏が挙げたのは、1)1980年代のレバレッジド・バイアウト(LBO)ブームの終わりを告げた89年10月のユナイテッド航空のLBO頓挫、2)ドットコムバブルの終わりが近いことを示した2000年のAOLとタイムワーナーの合併、3)数年間続いた過剰金融の終わりを告げた2008年のJPモルガン・チェースによる経営破綻した投資銀行ベアスターンズの買収-という3つの事例だ。

同氏は今回迎えた転換点について「何に関しても途方もない評価額で出資するのは悪い考え方だ。特に、キャッシュフローがプラスにならないかもしれない企業に対してはそうだ」とした。

さらに、一部の上場株はなお「現実的な価格まで下げる必要がある」と指摘した。

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