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蒼井優と結婚、レギュラーは16本……山里亮太が明かす“成功に導くノート術”――文藝春秋特選記事 「ただのストレスを、自分が頑張るための燃料に変える」 - 「文藝春秋」編集部

「文藝春秋」9月号の特選記事を公開します。(初出 2019年8月25日)

 6月5日、お笑い芸人の山里亮太(42)が女優の蒼井優との結婚を発表した。令和最初のビッグカップルの誕生に日本中の注目が集まった。同日に開かれた結婚会見で、蒼井は山里について次のように語った。

「私は山里さんの仕事に対する姿勢を尊敬しています。私も基本的に怠け者ですが、仕事になると、とことんやってしまう。山里さんをみていると、それが間違っていないんだなって思わせてくれる。とはいえ、私より山里さんの方が、仕事がないと生きていけない人だと思う」

蒼井優さんとの結婚会見 ©AFLO

 山里は千葉県出身。関西大学文学部在学中の1999年、NSC(吉本総合芸能学院)に第22期生として入学。2003年に山崎静代(40)とお笑い芸人「南海キャンディーズ」を結成、翌年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日)で準優勝し、注目を集めた。その後、単独でも活躍の場を広げ、現在のテレビのレギュラー総数は16本にものぼる。

 一見華やかに見える経歴だが、その裏にはライバルへの嫉妬や嫌いな人間への憎しみなど、どろどろした心情が渦巻いていたという。

「文藝春秋」編集部は山里にインタビューをおこない、負の感情をいかにしてエネルギーに変え、仕事での成功に繋げてきたのかを振り返ってもらった。

「昔の僕なら、1時間かけて悪口を検索し続けました」

 何よりもまず、山里は時間に対する考え方が「究極の“ドケチ”」だと語る。

「例えばお笑い芸人で、売れて調子に乗っているやつに嫌なことを言われたとします。昔の僕なら、1時間かけてネットでそいつの悪口を検索し続けたりしました。該当する記事やコメントを見つけて、『ああ、やっぱりこいつ、嫌われてるな。じゃあいいか。許してやるか』と気持ちを落ち着かせるんです。

 でも、その1時間ってすごく不毛な時間ですよね。こっちはめちゃくちゃムカついているけど、相手からしたら何も考えていない行動や発言だったりする。なのに、僕から貴重な時間を奪っているんです」

 そこで山里が習慣にしているのは、クヨクヨと悩む前に一度、嫌な思いをノートに全て吐き出すということだ。例えば、以下のように書くという。

〈たくさんの芸人さんがいる席で僕に「お前だけは芸人と思ってないから」と言ってきた大物作家を許さない。どんなに遠回りになってもいいからそいつの仕事はしない。それが向こうのダメージになるようにそれ以外の人たちのために全力で頑張る〉

勝利のための公式を作っていく

「思いを書き込んだら、それで悩むのは終了です。すぐに、そいつをぶっ潰すためにはどういう努力が必要なのかを考える。そうやって勝利のための公式を作っていくと、ただのストレスを、自分が頑張るための燃料に変えることができます。例えば、『あいつを潰すために、面白いネタを10個考えるまで寝てはいけない』と自分自身に課す。そうするとあんなクソ野郎でも、ネタを考えるための原動力にはなるんです。10個考えた後は、『褒めてやるよ、バーカ』と思って寝ます」

 その他にも、劣等感や嫉妬心の扱い方、先輩との気を使う飲み会への対処法など、現代のビジネスマンにも必見のアドバイスが満載。山里が結婚後の心境、これまでの芸人生活を語った「結婚しても『嫉妬』が僕の原動力です」の全文は、「文藝春秋」9月号に掲載されている。

(「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2019年9月号)

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