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スティーブ・ジョブスに関する10の不当な神話

昨年、Appleに関する一番大きなできごとといえばスティーブ・ジョブスがこの世を去ったことでした。世間でもジョブスに関する様々な本が発売され話題になりましたし、SEO Japanでもジョブスに関する多数の記事を配信してきましたが(オリジナルインフォグラフィックまで作成!)、最近は一段落着いた様子です。とはいえ、同時に伝説の存在と化したスティーブ・ジョブス、世間では新たにジョブスに関する様々や噂や神話が生まれているようです。中には不当としか思えない内容もあるようで、今回はジョブスLOVEな筆者が世の中に存在するスティーブ・ジョブスの不当な噂をぶった切った記事を。 — SEO Japan

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昨年末、あなたが世の中の動きを知らずに暮らしていたのでない限りは、コンピュータの象徴であり、私達がバーチャルの世界とやりとりする方法を永遠に変えた男の死について間違いなく耳にしたであろう。もちろん、私はUnixの開発者デニス・リッチーについて話しているのだ。というのは冗談で、彼を知っている人であってもリッチーの名前を目にしたのは久しぶりだろう。“Unix”よりも、“Apple”や“スティーブ・ジョブス”、大文字ではない“i”、あったとしても“そしてデニス・リッチーも”というフレーズの文章の方が多かったはずだ。

在世時には、スティーブ・ジョブスはマニアの間での論争の根源だったし、毎年毎年Mac対PCの議論が盛んだった(ところで、私達は今スティーブ・ジョブスについて話している。知らない人のために言っておくと、彼が最近亡くなった男だ)。だから、疑いようもなく、ジョブスへの列福に近い哀悼が徐々におさまると、これらの同じ人々がジョブスへのおびただしい批判をささやき始めるだろう。中には、正直で正当な理由があるものもあるだろう。しかし、これはインターネットだ。大部分は恐らく不快で、ニュアンスを持たず、ジョブスに不当なものになるだろう。以下にそんな批判を10個挙げてみた:

タブレットコンピュータはiPadの何10年も前から存在する

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彼らが言うであろうこと:
タブレットコンピュータのコンセプトは、決して新しい種類のものではない。実際、ハンドライティングを電子的に記録したタブレットの最初の特許は、トーマス・エジソンが白熱電球を開発してから10年以上が経った1888年に申請された。そして、1992年に遡ると、IBMがThinkPadのラインナップの一部として完全版タブレットPCを発売している。もちろん、これらの初期のバージョンは、現在のテクノロジーが提供できるほどのパワーも機能も持っていなかったが、ジョブスがしたこととは、他の人々によって為されたほぼ100世紀にわたる仕事の成果に基づいて、半歩前に進んだことなのだ。

それが不当である理由: かつて、“私がさらに遠くを見ることができるとしたら、それは単に私が巨人の方に乗っていたからだ”言った、かのアイザック・ニュートンに劣らないくらい素晴らしい精神だ。つまり、長年の努力を足場としてそれを前進させなければ発明などない、ということなのだ。しかし、iPadにとってもっと重要なことに、それは、iPadが登場する前のタブレットの技術ではなかったのだ。それは、タブレットと同時に成長していた技術、インターネットとWiFiだったのだ。プロセッサのパワーやタブレット内のメモリ容量に関わらず、あなたがそれをコンセントにつながなければならない時、その基本目的は否定される。タブレットは、2001年宇宙の旅の中で働き者ではないが便利なツールとして1968年初めには想定されていて、私達は、登場人物が夕食を食べながらビデオメッセージを見るために使用するのを見ている。

そう、ジョブスはiPadでパーソナルコンピュータをただ再構築したのではなく、およそ10年の間タブレット市場が干上がっていた時に、彼はこの古くて破損したコンセプトがついに実現可能できる段階にあることに気が付いたのだ。似たようなコンセプトが以前にもあったからという理由で、これまでの数十年の知識を集め、それらから不必要な要素を取り除いて洗練された構想をしたことに対してジョブスを称賛しないのは、ほぼ同じ時期にライプニッツが似たようなことを思いついたことを理由にニュートンが微分積分を作ったことを称賛しないのと同じだ。

iPodは単なる豪華なMP3プレイヤーであって、機能的な発明ではない

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彼らが言うであろうこと:
Appleを全ての人のポケットにもたらした製品がiPodだったが、何がそんなに特別なのだろうか?確かに、MP3を再生したり、以前は持ち歩かなければならなかったCDの束を落とすことを可能にしたが、この市場の多くの他の製品も同時に同じことをした。そしてその多くが、より安く、より万能で、自分のデバイスに音楽を入れるために所有者のAppleのソフトウェアを通さなければならないということもなかった。iPodがこの戦いに勝利したのは、単にそれが最も魅力的なキャンペーンを実施したからであって、それが最も価値があったからではなかったのだ。

それが不当である理由:
もしもあなたが、2001年より前にMP3プレイヤーを持っていたなら、手を挙げよう。それでは、あなたがそれに音楽を落としたプロセスを説明してくれ。それでは、それが“アレをアレに入れて再生ボタンを押す”システムに取って代わると一体どうやってあなたが予期したか説明してくれ。MP3プレイヤーの問題は、セクシーさでもテクノロジーでもなかった;それは、レコード製作者から自分のデバイスにデジタルファイルを獲得することだった。これには、たくさんの技術的な知識と法律問題が関与していた。AppleはそれをiPodを作ることではなく、iPodの同期を超簡単にすることと(後に)iTunesストアによって、1つ1つ解決したのだ。そうは言っても、彼らが素晴らしい広告をうったことに間違いはないが。

Appleのコンピュータは80年代からパーソナルコンピューティングを変えていない

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彼らが言うであろうこと:
Appleの輝かしいポータブル製品の全ては素晴らしいものの、あなたの日々の仕事の大部分は未だにPCかラップトップで行っているというのが現実だ。大容量のタッチスクリーンが、キーボードの方がずっと早くタイプできるという事実を変えることはない。パーソナルコンピュータが、生産的な労働者(もしくは特に、生産的なすぐ先延ばしにする人)の素晴らしい背骨を形成していて、Appleはその分野に80年代以降何の貢献もしていないのだ。もちろん、iMacは可愛いが、コンピュータについてよく知らない人にとっては高過ぎる上に動力不足のデバイスであるという事実は否定できない。2001年以前のスティーブ・ジョブスのAppleへの最大の貢献は、ベージュ色の箱に入っていないコンピュータをデザインしたこと位だ。ブラボー。

それが不当である理由:
あなたのコンピュータのスペックや価格がどんなに素晴らしいとしても、大部分のユーザーがほとんど使用不可能な機能が付いていて、対処するには特別な訓練を要する問題がいっぱいの製品を出荷しているなら、あなたは高過ぎる上に動力不足の製品を出荷しているのだ。顧客があなたの製品で出来ることが、それがいかにパワフルであるかの究極の検証であり、プロセッサのスピードやメモリサイズではないのだ。そして、使い易いという基準において、iMacは群を抜いている。もちろんこれは、適切な知識を持っている人がMacよりもハイパワーのPCで多くのことができないと言っているのでなく、平均的なユーザーの話をしているのだ。

しかし、もっと大きくもっと重要な点は、Appleがパーソナルコンピュータ市場に革命をもたらす必要はなかったということだ。PCはすでにバカみたいに安いし、Windows XPはそんなに悪くなかったし、それに、ある程度、大部分の人は基本的なバグに対処したりExcelを開くための仕事用コンピュータの知識を取得していた。iMacがしたことは、もっと簡単でもっと見た目に満足するPCを求めている人達のニッチを満たすことだったのだ。スティーブ・ジョブスにモバイルデバイスを重要視し、わざわざより良いコンピュータを作らなかった理由を尋ねることは、より速い馬ではなく派手で高価なバイクを作った理由をヘンリー・フォードに尋ねるのと同じだ。

デニス・リッチーはジョブスより多くのことをしたが、ジョブスの死がリッチーの死を目立たなくした

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彼らが言うであろうこと:
何よりも、デニス・リッチーはプログラミングのC言語とUNIXオペレーションシステムを開発した。簡単に言うと、Appleはあなたの携帯電話やコンピュータやMP3を作ったかもしれないが、リッチーが書いたコードは、事実上あなたが所有する複雑な電子デバイス全てに入っているのだ。そして、リッチーの創造物は何らかの形で今後何十年も続いて行きそうである。もっと言うと、ジョブスは、競合相手がAppleのテクノロジーにほんのわずかでも近づくと、幾多の訴訟を起こす極めて私的でがめつい会社を運営していた。それにひきかえ、C言語とUnixはオープンソースで、起業家やアマチュアのための強力なリソースとして使われてきた。ジョブスはみんなが記憶する名前かもしれないが、リッチーはもっと大きな影響を持っていたのだから、もう少し注目を集めるべきだったのだ。

それが不当である理由:
リッチーは学者であり技術者だった。ジョブスは大学中退者であり起業家だった。ジョブスは、自分の名前に意識して注目を集めた何十億ドルを持つ完璧主義者であり誇大妄想症のCEOだった。リッチーは、誰に聞いても、もの静かで控えめな男だった。ジョブスは1997年にAppleの慈善事業を中止し、二度と再会しなかった。ジョブスがリッチーよりもずっと多くの子犬を蹴飛ばしたというレポートもある。

2人を比較することは、オレンジとアップルを比べるようなものだ。あなたは、誰か有名な人物と、実際に何かに貢献したが誰も名前を知らない人を比べることで同じような悲しい二分を掲げることができる。理想の世界では、リッチーが象徴的な存在でジョブスはがめつい資本主義者なのだろうが、結局のところ、それはジョブスがテクノロジーにかなりの貢献をしたという事実を軽減することはないのだ。

iTunesは独善的で使いにくく、音楽を十分に楽しめない

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彼らが言うであろうこと:
あなたがApple製品を所有しているなら、コンピュータからデバイスにメディアを入れるためにはiTunesを使うことを強いられる。もちろん、ポッドキャストをダウンロードしたり、数多くの正規のサードパーティコンテンツを読みこむこともできるが、それでもそれを再生したいならその全てのステップでAppleのソフトウェアを使わなければならない。どんなアプリもAppleに認証されていなければならず、エンドユーザーの手から大きく離れたメディア体験を導くのだ。それがAppleの好きなやり方である。

それが不当である理由:
今から何十年後かには、あなたは、昔は全てのメディアは物理的な形を持って販売されていたと自分の孫に説明しているだろう。あなたが自分の両親に、初めてカセットテープの代わりにCDを買ったのはいつかと聞いたことがあるのと同じように、あなたの孫はあなたに、初めて歌をダウンロードしたのはいつかと聞くだろう。私達のほとんどは、彼らに本当のことを言わないだろうけれど、その代わりに、自分達が音楽を初めてダウンロードしたのはiTunesだったことについて話すだろう。Appleは自分達のデバイスで機能するソフトウェアやハードウェアに関してうざったいいほどに慎重かもしれないが、彼らは(他社と共に)メディアが配布される手段を根本的に変えたのだ。さらに、もっと重要なことには、海賊品訴訟の時代にそれが利益の出る事業になり得ることを証明したのだ。

これに加えて、Appleはいくつかのコピーキャットデバイスと大きな競合他社に囲まれたマーケットプレイスをインスパイアしてきたし、そのほとんど全てはオープンでカスタマイゼーションを許している。ヘンリー・フォードは、オリジナルのModel Tはブラックしか販売しないと強調したが、その後、彼の競合相手が様々な色で同じような車を作ったのだ。独裁主義だが高機能なモデルのAppleを批判することは、Model Tを批判するのと同じことだ。なぜなら、それは黒しか発売されなかったが、それでもうまくいったし、最終的に世界を変えることになったからだ。

iPhoneとiPadは映画やゲーム用であって、仕事用ではない

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彼らが言うであろうこと:
正直になろう。基本的に、iPadはより高価で、より役に立たないノートなのだ。見た目は素晴らしいし目を見張るような物で、何にもまして、あなたは、シリアルを食べている時に同時に読むことができる。iPhoneは、輝かしく華やかだが、タッチスクリーンで2,3行以上の長さをタイプするのは疲れるしイライラする。これらのデバイスにおける“革命”に対する称賛をジョブスに送るのは、華やかなものを好むセールスマンシップだ。根本的には彼はそれらをより優れたものにしたのではなく、より輝かしく、華やかに、そしてより楽しいものにしただけなのだ。

それが不当である理由:
最近の研究では、平均的なユーザーはタッチスクリーンで1分間におよそ33語、つまりキーボードの平均をわずかに下回る程度を打つことができることが示されており、キーボードからタッチスクリーンへの転換に伴う不平は、概して正当な理由がないことが判明している。中には1分間に80語を打つことができる人もいるのだ。これに加え、より大きなスクリーンが、Eメールやプレゼンテーションや写真などを、眼精疲労を引き起こさない画面で見ることを可能にするのだ。I

しかしここで最も大切なことは、特にiPhoneでは、それを使ってあなたが行う仕事は、この仕事が通常ならばできない時間に終わらせる仕事であるということだ(コンピュータへのアクセスを持っていなかったために)。そして、iPadについて言うと、明るくて鮮明な画面と滑らかなラインが、巨大でごつごつした教科書よりもずっとやる気にさせてくれる。つまりそれが、ますます多くの教育機関が、生徒が教師とコミュニケーションを取ったり1つの場所に学習の成果を保存しておく手段としてだけでなく、子ども達が読書や教育的なゲームで遊ぶことを誘うためにこれらをツールとして使用している理由なのだ。それに、これらのツールは私達の迅速な高齢化視覚障害者にも適している。

彼はアプリを抑制しようとした

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彼らが言うであろうこと:
おたくがジョブスに持っている最も大きな苦情は、彼のオープンソースへの敵意かもしれない。インディペンデントの開発者にとって、Appleは、地球上で最も高く最も金になる難攻不落の壁を持った要塞である。全てはジョブスの注意深い完璧主義の監視下でインハウスで開発され、サードパーティアプリは厳しい認証プロセスを通過しなければならないし、Appleは開発者に断片的で渋々の サポートしか与えない。ジョブスがApp Storeを止めようとしたことは、彼のファンの間でさえも彼の数少ない過ちの1つとして見られている。

それが不当である理由:
大部分の人が、全てのiPhoneにインターネットに繋がるボタンが装備されていることを忘れているようである。そこは、あなたの好きなポルノやアプリがいっぱいの世界だ。そのどれもがAppleに制限されていないし、この場所はより大きくより有能になる一方だ。ますます、どのコンテンツがあなたのブラウザに基づいているかを区別するのが難しくなっている。Jobsはこれに気が付いたのだ。そして、彼のApp Storeに対する抵抗は、彼がiPhoneのサードパーティ開発を好きではなかったという事実から来ているというより、ただ彼がそれをクラウドでやりたかっただけのようだ。クパチーノ在住ではなくAT&Tのネットワークの特徴を体験したことがある人なら、それが正しいと証明できる。壮大なアイディアであり、完全にクラウドにすることはまだ実現不可能ではあるが、恐らくJobsは何年か先を行っていただけなのだろう(結局、アプリがなければ、私達は地下鉄でAngry Birdsをどうやってプレイするというのだ?)。

彼は「CEOがスーパースターであり救世主である」という虚構に貢献した

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彼らが言うであろうこと:
特にアメリカ人がこの国における不平等な経済成長に不安になっている時代に、そして、CEOが平均的な労働者の475倍稼ぐ時代に、スティーブ・ジョブスは、全ての会社に必要なのは自分達の会社を救う神秘的なCEOであるという虚構を持続させている。これらのCEOは途方もない給料を要求し、めったに成功することなく、金のパラシュートには何百万ドルもかかる。スティーブ・ジョブスは彼の会社の明確なビジョンを持ったCEOであったが、彼の見通しはアメリカ企業のマネジメントに対する視点を、ひねくれていて非道で魔法に満ちた短期的な考え方にするだけだろう。

それが正当ではない理由:
スティーブ・ジョブスの給料は、1ドルである。もちろん、彼は株の恩恵やその他数々の投資で年間数百万ドルを稼いでいるが、Jobsは、ほんの少しの給料だけをもらって会社の成長から自分の収入の全てを引き寄せるCEOの増大するクラブの一員だ。これは口先だけの素振りのように思えるかもしれないが、理論上、ジョブスが石油会社のCEOのように3300万ドルの給料を要求したとしよう。そのお金があれば、彼は、年間およそ75,000ドルを稼ぐ400人以上もの才能のあるエンジニアをAppleから奪っているだろう。ある見方では、アメリカ国内の平均的な企業は大体16人を雇っている。ジョブスは多くの人の頭の中では典型的な魔法のCEOであるかもしれないが、もしもっと多くのCEOが彼のようだったならば、そもそも理不尽なCEOの給料は問題にならないだろう。

製品生産を中国に外注している

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彼らが言うであろうこと:
Appleの中国のサプライヤーFoxconnとの関係は、悪名高く身の毛もよだつ。数年前に注目を浴びた自殺に加え、34時間シフトや若すぎる労働者の手が反復作業によってねじれて成長しているというような話が浮かび上がっている。調査ではFoxconnは月に300ドル相当しか支払っていないことを示している。洗練された魅力的で革新的な流行品にも関わらず、iPhoneは何百人もの痛みと苦しみを基に作られていたのだ。

それが不当である理由:
まず、ジョブスは優れたCEOだった。必ずしも、競合他社よりもケタ違いにコストの高い工場で製品を製造することを自分の会社になぜだか強いる無謀な博愛主義者ではなかった。要するに、外注は彼の選択ではなかったのだ。それは市場によって彼のために作られたのだ。

それに加え、心ない帝国主義者のように聞こえるという危険を覚悟で、Foxconnは平均的な中国での仕事よりもずっと良い支払いをしている。さらに、Foxconnは最近、賃金を引き上げ、中国の賃金上昇の積極的な動力として見られている。私達は、“彼らは奴隷賃金と安全でない仕事条件を受け入れ、それを気に入っている”と絶対に気楽に言うべきではないし、常に海外および国内のサプライヤーに賃金上昇とより良い仕事条件に利益をつぎ込むように圧力をかけるべきではないが、私達みんなが支持する世界の資本主義にも何かしら薄暗い恥部があるのだ。もしこれが、あなたにとってこの事実に直面した初めての時であるなら、あなたはサンタクロースとイースターのウサギが本物ではないということや、資本主義の欠点はiPhoneを買った全ての人の責任であってJobsの肩に全て乗っかるわけではないということも知るべきだ。

彼はAT&Tとの悪魔の取引に合意した

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彼らが言うであろうこと:
あなたが人々のスマートフォンに関する不平を聞く時、彼らがオペレーティングシステムやタッチスクリーンや人間工学について不平を言っていることはめったにない。一番の不平は、通話が途中で切れることや、データスピードの遅さや、天空に消え4~5通の複製と共に8時間後位に再び登場するテキストメッセージに関することなのだ。Appleの認識されている欠点にもかかわらず、Apple製品は、最新式で、信頼性があり、あなたが要求することをする。同時に、AT&Tとその他の通信会社は、データプランをスロットルで調整することとテキストメッセージと同じ位の基本的で安価なサービスに法外な値段を請求し続けることで応えてきた。Jobsは、最終的にはクラウドベースのサービスの正当性を信じていた。それではなぜ彼は、iPhoneを価値のあるものにする全てをスロットル調整することに頼る収益構造を持つ会社に魂を売ったのだろうか?競合相手を促進するために全ての主要なキャリアにそれを提供した方が理にかなっているのではないだろうか?

それが不当である理由:
手短に回答すると、基本的にアメリカのネットワークはiPhoneの増加したデータ要求に対処することができなかったし、Appleは電話をサポートするために必要なネットワークを構築する意思のある携帯電話会社が必要だったのだ。あなたは、自分の取るに足りないコラムを毎朝読み込むのに時間がかかることに文句を言うかもしれないが、2007年より前には、携帯電話上のかなり早いインターネットは笑ってしまうほどのかないそうもない夢だったのだ。あなたは、自分の携帯が(もしAT&Tを持っているなら)いつどのようにして良好なデータシグナルを失い、恐怖の“E”を表示し、スピードが落ちるか知っているだろう。iPhone以前には、そのなかなか前に進まないスピードさえも持っているネットワークはなかった。確かに、Appleがこれに関して取った手段は他のプロバイダーとの2年契約に縛られた人達にとってはうっとうしいことだったし、いかがわしい内密のキックバックが存在しているのかもしれない。しかし、Appleは10年間でネットワークの基盤に最大の改善をほぼ単独で推し進めたのだ。決して悪魔との取引ではなく、Appleは“わかった、私達はこの取引をするつもりだけど、その代わりあなたは少しは賢くならなければいけないよ”と悪魔に言ったのだ。

あなたはスティーブ・ジョブスは欲深い誇大妄想狂だったと思っているかもしれないが、彼が自分のしていることやそれを上手くやっていることを知っていたことはほぼ間違いない。アメリカ人がアメリカの例外論者の高速に色あせる例を必死に探している時代において、スティーブ・ジョブスは本当に思いだされる数少ないうちの1人だった。今後何年も、彼の人生とビジネスとマネジメントスタイルが多くの研究や本のテーマとなることは間違いない。私達の大部分はスティーブ・ジョブスの次々に明らかになる物語に本当に触れることはできないが、もしかするとこの記事の後には、ブログ上のコメントは、卑劣で愚かなものがわずかに減るかもしれない。

この記事は、Business Punditに掲載された「10 Unfair Myths Bitter Nerds Will Eventually Spread About Steve Jobs」を翻訳した内容です。

余計な突っ込みを入れるとジョブスファンから批判されそうなので控えますが 汗、大体は納得できるものばかりでしたし、それ以上に読み物として面白い内容でした。IT業界に伝説的な人間は何人かいますが、スティーブ・ジョブスはIT業界はもちろん、そこを飛び越えて伝説的な人物として歴史に名を残していそうです。 — SEO Japan [G+]

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