- 2019年09月29日 06:15
月47万浪費「週3ドンキ妻」がハマったリボ地獄
2/2■大好きな「ドンキ」通いの頻度を減らした
家計の改善は「ゼロか100か」ではなく、「大切にしたいもの」には優先的にお金を使いながら、「さほど必要でない」と感じるものから、順番に減らしていくことが大事です。
「何でも節約」「何でも我慢」では長続きしませんし、「自分の軸」を持って、買う、買わないを判断することが大切なのです。

私は峰岸さん夫婦と、ひとつひとつの支出の必要性について話し合いました。
まず、食費については、「ケーキ」以外は近所のスーパーで、「ビール」は本数を減らす、牛乳は「低脂肪乳」に切り替えるなどの見直しで、月約3万円分を減らせました(月12.4万円→9.5万円)。
また生活日用品は、綾さんが大好きな「ドン・キホーテ」に通う頻度を減らし、目的のもの以外は安くても購入しないことをルールとしました。この結果、月約1.6万円分を減らしました(月2.8万円→1.6万円)。
こうして支出を削減していくと、スマートフォンも大手キャリアにこだわる必要はないと思えるようになり、格安SIMに変更して通信費を月約1.5万円減らし(約3.3万円→1.8万円)、被服費もバーゲンやフリマアプリを活用することで約1.3万円(2.6万円→1.3万円)少なくしました。
保険は、掛け捨てでも保障内容が峰岸家の現状に即したものに変更し(生命保険料3.8万→2.8万円)、満期金や返戻金に期待していた貯蓄面は、「iDeCo」や「つみたてNISA」などの税制優遇のある制度を使って、効率的に貯めていくようにしました。
長男の塾は受験まであと半年余りなので、そのまま継続しました。
■支出を月約7万円も削減することができたワケ
支出は合計で月約7万円も削減することができ、月3万円のリボ払いの返済をしながらも、毎月1万円ほど貯金のできるめどがたちました。また綾さんはリボ払いの返済で自分の貯金を取り崩していましたが、月1万円ずつ貯め直せるようになり、少しずつリカバリーできそうです。
家庭や夫婦はいわば運命共同体です。お金の使い方は、家庭の方針や共有する価値観が反映されていたほうが、みんなの満足する暮らしにつながります。「家族の価値観」が明確になると支出に優先順位も付けやすくなり、不要な支出カットも一致団結でできます。

やりくりやお金の使い方にこだわりや思い込みもあるでしょうが、そこにしばられず、時代に合った買い物の仕方ができると、自然と「貯金のできる家計」になるはずです。
■【メタボ家計 BEFORE→AFTER コストカット額ランキング】
1位 -2.9万円 食費毎日の食材はスーパーで購入。予算は1週間1.5万円とし、外食も月2万円以内に
2位 -1.6万円 生活日用品
激安店には「なくなったものだけ」買いに行くようにした
3位 -1.47万円 通信費
スマホ3台をそろって格安SIMに変更
4位 ―1.3万円 被服費
定価購入をやめ、バーゲンや「メルカリ」で購入
5位 -1万円 生命保険料
掛け捨てタイプに切り替え、月々の保険料をダウン
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横山 光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、家計の問題の抜本的解決、確実な再生をめざし、個別の相談・指導に高い評価を受けている。これまでの相談件数は2万3000件を突破。各種メディアへの執筆・講演も多数。著書は60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』を代表作とし、著作は110冊、累計330万部となる。個人のお金の悩みを解決したいと奔走するファイナンシャルプランナー。
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(家計再生コンサルタント、株式会社マイエフピー代表 横山 光昭)
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