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1000リツイートを越えるとtwitterの闇が迫ってくる

 twitterは、1000リツイートを越えたあたりから闇が迫ってくる。
 
 ここでいう闇とは、まったく脈絡の無いことをリプライしてくるアカウントや、テレビに向かって大声で怒鳴っている人のtwitter版のようなアカウントのことだ。「平然とクソリプする人々」とまとめて構わないかもしれない。
    
 100リツイートまでの範囲では、twitterの闇はほとんど体感しないで済む。500リツイートあたりから少し怪しくなって、1000リツイートに辿り着くか辿り着かないぐらいでハッキリ増える。まったく文章の読めていない人・怒鳴りたいだけの人・不吉なアイコンの人がゾロゾロと現れ、私のタイムラインにその不気味な姿を晒すようになる。
 
 数字だけで考えると、100人にリツイートされれば100人に1人の闇がタイムラインに出没し、1000人にリツイートされれば1000人に1人の闇が迫ってくると考えたくなる。逆に言うと、100人に読まれるだけでも1000人に読まれる1/10程度の闇は迫ってきておかしくないし、頻度として10回に1回ぐらいは怖気が走る場面があってしかるべきだ。しかし多くの場合、1000リツイートの手前ぐらいから飛躍的にクソリプが増大する。これはなぜか。
 
 思うに、最初の100リツイートぐらいの間は、私のツイートをあるていど読み慣れている常連さんや、私と文章のやりとりをすることもある相互フォローの人、フォローはしていないけれどもそれに準じた間柄の人々がリツイートするから、文意や文脈を理解したうえでリツイートしてくれることが多いのだろう。私の文章を読み慣れている人なら、チンプンカンプンな反応をする確率は下がる。ひょっとしたらこの段階でも超クソリプを連打している人、どやしかけてくる人がいるのかもしれないが、そういう人はもうミュート済かもしれない。
 
 だが、1000リツイートぐらいの段階になると、私のツイートを読んだことがない人の比率がどんどん高まってくるので、文意や文脈を理解していない人が飛び込んでくる。
 
 twitterは、1ツイートで140字以下の短文だが、短文だからといって読解しやすいとは限らない。むしろ、書き手の手癖も前後の文脈もわからないままポーンと置かれた短文の文意を捉えるのは、難しいことだと思う。今日のインターネットには読み書きの能力が乏しい人もたくさんいる。文意を捉えないまま反応してしまうこともあるだろう。  

はてなブックマークとの比較

 このブログははてなブログなので、一応、はてなブックマークとの比較も書いてみる。
 
 はてなブックマークの場合、1000ブックマークを越えると闇が迫ってくるという感じはない。はてなブックマークの闇は、いつでも間近にある。100ブックマークどころか、30ブックマークぐらいで(twitter)でいうクソリプに相当するような頓珍漢がヌッと現れる。
 
 00年代のいにしえの昔より、はてなブックマークと(旧)はてなダイアリーは百鬼夜行の世界で、悪鬼羅刹が潜んでいた。とはいえ、いにしえのはてなブックマークには文意文脈を理解したうえで自己主張する人・文意文脈を理解したうえで踏みにじる人は多くても、文意文脈がわからない人は少なかった*1。あるいは、道化師として周知さられているアカウントのお道化を生暖かく見守るカルチャーがあったから、そういった道化師のコメントはクソリプと勘定されなかった。
 
 だが、いわゆる「はてな村」的なコミュニティはダムの底に沈んだ。今日、文意文脈を理解したうえで自己主張や踏みにじりをやってのけられる羅刹はそれほど多くはない。道化師が道化師でいられるカルチャー、道化師のお道化を見守るカルチャーは、文脈の喪失とともに失われてしまった。
 
 現在のはてなブックマークでは、道化師を道化師とは認めず字義どおりに捉えて正面から批判し、ともすれば憎んだりスパム扱いすることが正しい態度とみなされつつある。他方、ブックマーク対象となった文章やコンテンツを字義どおりに捉える力の平均はおそらく落ちていて、クソリプ相当の頓珍漢を繰り返して羅刹気取りのアカウントも増えてきた。
 
 ずっと昔、ある翁は「はてなブックマークのネガコメ7」などとはてなブックマーカーのことを言っていたが、私も翁の気持ちに少し近づいたのかもしれない。今のはてなブックマークにも聡明なブックマーカーはいる。だが戦慄すべき頓珍漢も遍在している。そしてtwitterとは違い、1000リツイートほどバズるまでもなく、彼らはヌッと現れる。
 
 はてなブックマークの闇はtwitterほど広くはない。
 しかし、どこにでも、すぐにでも現れる。  

タイムラインのお手入れの重要性を改めて思う

 twitterに話を戻そう。
 
 twitterの果てしない広がりの向こう側には、闇としかいいようがないアカウントが蠢いている。それは1000リツイートが迫ってきた時の風景で明らかだし、世の中の闇な実態として想定可能なものではある。だが人間は、twitterの闇を見つめ続けられるようにはできていない。少なくとも私は、twitterの闇を見つめ続けても潰れてしまわないほどのタフネスを持ち合わせていないと思う。
 
 だから自分のタイムラインは日頃からきっちり手入れをしておき、あまりにもtwitterの闇を見つめてしまわぬよう、闇に呑み込まれて自分自身までもが闇の眷族になり果ててしまわぬよう、注意しておかなければならないと思う。
 
 良いtwitterライフは良いタイムラインにしか宿らず、悪いタイムラインを放置しておくと悪いtwitterライフに陥ってインターネットの地獄を舐めることになるのだと、思う。     

*1:皆無だったわけではないが

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