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ジャニーズの秘密を著書で暴露した作家、事務所から圧力は?


平本氏

 デビュー当時の浜崎あゆみの恋愛と葛藤をモチーフにした『M』が、大きな話題を呼んでいる。同書は、本人への取材・了承を経て、あくまでフィクションを交えた「小説」として出版されているが、「暴露本では?」という意見が絶えない。

『M』を契機に「暴露本」について学ぶべく、かつてジャニーズ批判がもりこまれた自伝を出版した、作家の平本淳也氏を訪ねた。

「自分では、暴露本を書いているつもりはないんです。ジャニーズにいた経験は誰でもできることではないので、自分しか書けない作品があると思うんです。書いてはいけないことは、書いていませんしね」

 平本氏がジャニーズ関連本を書くようになったきっかけは、元フォーリーブスの故・北公次氏と知り合ったことだった。

「そのころ北さんは、『光GENJIへ』を出版。村西とおるさんの応援を受けて、ジャニーズの糾弾活動をしていたんです。それで、元ジャニーズの僕にも声がかかりました」

 当時、ジャニーズJr.は20歳を過ぎると退所。そのため、たちまち50人近くの元ジャニーズが集まったという。

「ジャニーズ事務所と敵対しようというつもりはなく、北さんのもと “祭り” を盛り上げようと(笑)。大先輩から直々に『手伝ってくれ』と言われると、断われませんしね」

 選抜メンバーで「新・光GENJI」(のちに「SHADOW」と改名)というグループも結成。平本氏も加わった。

「CDをリリースしたり、ライブ活動をする一方、『8人目の光GENJI』などの本も出しました。それで本の構成、執筆をしてみたら、そこで世間に認めてもらえたんです」

『ジャニーズのすべて 少年愛の館』が、平本淳也名義の初の著作だ。初版は3万部、シリーズ3部作で、合計20万部のベストセラーになった。

「音楽家の近田春夫さんに『直木賞も狙えるよ』と褒めていただけたのは、嬉しかった。それから、『作家』とも名乗るようになりました(笑)」

 メインの著作はジャニーズ関連本。圧力はないのか?

「ある種のルールを守り、本当の意味では暴露はしてませんし、相応の愛情をこめているつもりです。心底『ジャニーズでよかった』と思える人生を歩めています。もちろん圧力なんてありません」

ひらもとじゅんや
1966年生まれ 20歳でジャニーズ事務所を退所後、イベント会社を経営。1988年にアイドル活動を再開し、ジャニーズ関連本を書きはじめる。これまで手がけた著作は34冊

(週刊FLASH 2019年9月17日号)

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