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- 2019年09月21日 21:25
iPhone 11 Proを開封レビュー!背面の3眼カメラ周りやマットガラスの質感など、外観の気になる部分をiPhone XSと比較しつつ徹底チェック【レポート】
2/3■変わらぬデザイン、変わるカメラ機能
本体外観のデザインは、iPhone XSから(厳密には2世代前の2017年モデルであるiPhone Xから)ほとんど変更されていませんが、サイズや重さはごくわずかに大型化しています。iPhone 11 Proの本体サイズは高さ144mm × 幅71.4mm × 厚さ8.1mmで、iPhone XS比では高さ0.4mm × 幅0.5mm × 厚さ0.4mmの大型化です。とは言え、いずれもコンマ数ミリという非常にわずかな差なので、違いを感じることはほぼないでしょう。

カメラ周りのデザインが目を引く背面
違いが分かるのは重さかもしれません。iPhone XSでは177gでしたがiPhone 11 Proでは188gと11gの増加です。この差は意外と持った時に分かりやすく、「少し重くなったかな?」と感じることができました。
しかし、重量配分がiPhone XSの時よりも若干改善しており、こちらもほんのわずかな差ではありますが端末下側に重量が寄っているため、手に持った時に手のひら側に重心が寄り、以前よりも持ちやすい印象を受けました。
これらの変化は、主にバッテリー容量の増加に起因しているものと思われます。iPhone XSでは2,659mAhでしたがiPhone 11 Proでは3,190mAhと20%程度容量が増加しており、連続駆動時間でも公証で最大4時間延びています。ごくわずかな重量とサイズの増加程度で利便性が大幅に向上するのなら、十分に許容範囲ではないでしょうか。

左がiPhone 11 Pro、右がiPhone XS。正面から見た変化が一番少なくどちらか判断しづらい(比較のiPhone XSはガラスフィルムを貼っているので若干違いがある点はご了承下さい)
また背面素材のガラスも加工が異なり、iPhone XSでは光沢のある鏡面加工であったものがiPhone 11Proではサラサラとした手触りのサンドブラスト加工へと変化しています。
この変更により、手に持った際に指紋や皮脂が目立ちにくく、さらにロゴマーク部分だけ鏡面仕上げとしていることからロゴマークが浮き出て見え、デザインとして良いアクセントを与えています。

ゴールドカラーも赤みが抑えられ、若干明るくなった(写真が実物以上に白っぽく見えるのは表面のサンドブラスト加工による光の反射によるもの)

ロゴマークを塗装にせず表面加工の違いで表現しているため、斜めから見るとガラスの厚みによる独特の奥行き感があり非常に美しい
さらにカメラ周りもiPhone XSのような単純な切り抜きではなく一段盛り上げた立体的な加工となっているため、実物を手に取ると想像以上にメリハリのあるデザインであることに気が付きます。
デザインとしてカメラ機能が強調されるのは当然でもあります。今回iPhone 11シリーズには35mm判換算で13mm相当という超広角カメラが追加され、従来よりも圧倒的に画角の広い写真および動画の撮影が可能となりました。
一見すると「またカメラが増えたのか」と笑われそうなところですが、その実用性や利便性は非常に大きなものです。風景写真やスポーツ観戦時の撮影などで大きな威力を発揮し、壮大でドラマティックな描写が可能だからです。
超広角カメラは暗所撮影やノイズ耐性の強化されたカメラ性能(ナイトモード)との相性も抜群です。これからの季節であればハロウィンやクリスマスなどのライトアップが期待されますが、そういった夜間のイベントの撮影のために備えられた性能と機能だと言っても過言ではありません。

レンズ周りはXSよりもさらに強調された

背面のガラス素材そのものを盛り上げ、さらにその部分は鏡面仕上げとすることで、まるでガラス細工のような柔らかいコントラストを生み出している
本体周辺を取り囲むサイド部分のデザインでは、地味ながら使いやすい変更が加えられています。
iPhone XSと比較すると、左右側面に配置されたサイドボタンやSIMスロット、マナーボタン、音量ボタンなどが若干中央寄りに配置されており、大型化して片手では扱いづらくなった本体操作が行いやすくなりました。

右側面。電源ボタンが押しやすい位置に

左側面。音量ボタンなども位置がわずかに中央寄りに

下側面の端子およびスピーカー類の配置などはほぼ変わらず



