- 2019年09月20日 17:25
日本では普及するか?企業のLinkedIn活用方法・事例まとめ
2/2採用にLinkedInを活用した事例3社
ここからは、実際にLinkedInを採用に活用し、成功した事例を紹介します。
①株式会社メルカリ

LinkedInを採用ツールとして使い始めたのは2015年から。まだ日は浅めですが、着実に成果が出ているそうです。単にLinkedInを通じてスカウトメールを送るのではなく、採用したい会員に同じ職種の人を集めた「ミートアップ」の案内を送るという手法をとっています。ミートアップは気軽に飲み食いをしながら話せる場となっており、こうして自社のファンを集め、「自社で働く魅力」を伝えることで採用につなげています。
(参考URL:https://seleck.cc/article/194)
②ツネイシホールディングス株式会社
国内外で採用を行っているツネイシホールディングスでは、「知名度が低い」「オンラインへの対応が遅れている」というふたつの課題があり、その2点を克服するためにLinkedInを活用しました。
ターゲット層がいるプラットフォームとしてLinkedInを選び、そこに自社ページを設け集客しました。会社の最新情報や社内イベントといった「働く場としての情報発信」をすることで、ターゲット層とエンゲージメントを図り、半年足らずでターゲットとなる人材層を中心に3,000名以上のフォロワーを獲得。短期間で成果を出しています。
参考:https://seleck.cc/note/linkedin/article/19
③エクスペディアホールディングス株式会社
旅行予約サイトとして有名なエクスペディアでは、LinkedInを使ったダイレクトソーシングでコスト削減と採用スピードアップを達成。その結果3ヶ月という短期間で4名もの採用に成功しました。
人材紹介会社など第三者を挟まないダイレクトソーシングでは、やりとりのスピードが速い上に密なコミュニケーションを取れます。これにより候補者のオファー承諾率を100%にすることができたそうです。
参考:https://seleck.cc/note/linkedin/article/10
インバウンドマーケティングにLinkedInを活用した事例
イギリスのソフトウェア会社であるファイヤーフィッシュ社ではLinkedInを「インバウンドマーケティング」に活用しています。自社ページを開設し、ブログや動画の投稿等質の良いコンテンツを発信、SNSという性質を活かして「潜在顧客や既存顧客と交流するツール」としてもLinkedInを活用しています。
結果としてファイヤーフィッシュ社では、自社サイトへの訪問数が335%、リード数が190%増加しました。
アウトバウンドマーケティングにLinkedInを活用した事例2社
①アドビシステムズ株式会社
様々なビジネスツールやサービスを展開するアドビも、LinkedInを使って自社製品の認知を広げています。LinkedInの精度の高いターゲティング機能を活用し、広告出稿、ダイレクトなメッセージ送信などを実施。また、単にツールを使うだけではなく、メールの文面を相手によって変えるなど、より関連性を高めてアプローチしました。こうしたLinkedInを用いたキャンペーンに注力し、アドビはレスポンス率を前年比270%にまで押し上げることに成功しています。
参考:http://www.slideshare.net/linkedinjapan/linkedin-20166
②富士通株式会社
富士通でも企業情報の発信、広告の2点でLinkedInを活用しています。ピンポイントに「IT企業の決裁者」をターゲットとし、「自社への興味関心を持ってもらう・認知させる」「関係を構築する」などをいくつかの目的でキャンペーンを行いました。ターゲットの関心を引きそうな流行の話題を取り上げたコンテンツを動画やブログ記事など様々な方法で発信するほか、クロスデバイスでコンテンツを配信し、確実にターゲット層にリーチできるよう工夫を凝らしています。
結果、キャンペーンを実地したイギリス、フィンランドの両国で7,500回を上回るクリック数を獲得。特にフィンランドではコンテンツへのリーチがさらに増加し、4.4万を超えるインプレッションを獲得しています。
参考:http://blog.members.co.jp/article/19045
まとめ
LinkedInがどういった面で“使える”ツールなのかご理解いただけたでしょうか。
LinkedInの魅力的な点は、「ビジネスを前提としているため、潜在顧客になり得る人が多い」こと、そしてそういったユーザー層に対して「詳細にターゲットを設定してアプローチできる」ことではないでしょうか。ターゲティングが重要となる「採用」「マーケティング」では、非常にポテンシャルの高いツールと言えます。まずは登録して、どのような企業、人がどのように活用しているのか、どのような情報を発信しているのかチェックしてみるだけでも面白いかもしれません。また日本国内での活用に関してはまだまだ未知数ですが、グローバル展開する企業は是非活用したいSNSです。
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