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奇策とは言われても、これが正着。誰が知恵を授けたのかしら

自民党国防族の皆さんから国会に議席を置かない民間人が一国の防衛の要の場に座ることは如何か、という声が上がっているが、内閣総理大臣が責任を持って森本敏氏を選任したのならそれでいいではないか。

防衛大臣としての識見・能力を備えていさえすればいい。
当選回数だけは重ねているが何の知識も能力もない陣笠の国会議員や畑違いの国会議員を登用するよりも何倍もいい。

小泉元総理は、小泉改革の事実上の司令塔を民間人の竹中平蔵氏に託したが、ある意味で防衛問題と同じ程度に重かった日本の財政・金融問題の責任を竹中氏の手に一手に委ねたのだから、先例がないわけではない。

責任は総理大臣が取ればいい。
国の防衛については、総理大臣しか責任を取れる人はいない。

これで民主党には人がいないことがいよいよ明らかになった。
まあ、このあたりが打ち止めだろう。
と言って、自民党も自民党には人がいるなどと自惚れているといつ足元を掬われてしまうかも知れないから用心しておいた方がいい。
自民党もそんなに層は厚くない。
一人か二人目立つ人がいるが、あっという間に人材が枯渇してしまうはずだ。

それにしても、森本敏氏によく目をつけたものだと思う。

誰が森本氏とのパイプ役になったのだろうか。
こういう人事は一日や二日で出来るものではない。
田中前防衛大臣の問責決議が可決されたあたりから水面下で色々な動きがあったはずだ。
森本氏も打診されてすぐ受諾の意思を表明したはずはない。
必ず誰かに相談している。

小沢氏、輿石幹事長との三者会談が終わったら間髪をいれず、内閣改造、森本氏の防衛大臣への登用と進んでいるのだから、このスピード感は凄い。
さすがである。
野田総理は細川護熙元総理を相談役に擬しているようだが、細川氏はここまでの情報通ではなく、それほど俊敏な動きが出来る人ではない。
こんな器用なことは考え付かないはずだ。

となると、野田総理に知恵をつけたのは誰だろうか。

私は、その人を知りたい。
その人こそ、いざという時に役に立つはずだ。
こういうことに長けているのは、私が永田町で見聞きしてきた限りでは森元総理である。

しかし、まさか自民党の森元総理が民主党の野田総理に知恵をつけるなどということがあるかしら。
あれば面白いが、さてどうだろうか。

マスコミの皆さんの取材を待ちたいところだ。

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