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パウエル議長、FRBの政策運営を自賛 政府の対応を暗に要請


[ワシントン 18日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は18日の記者会見で、米経済がなお良好なのはFRBが景気の危うい兆候に対処してきたからだとの認識を示し、今後も好ましい状態を維持できるかどうかはトランプ大統領の肩にかかっているとの見方をにじませた。

FRBはこの日終了した連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%利下げを決定。7月に続き今年2回目の利下げとなった。ただ、今回新たに公表されたFRB当局者の金利・経済見通しでは年内の追加利下げは見込まれていないことが示された。

FOMC後の会見でパウエル氏は今年2回の利下げが、米中通商交渉がもたらす世界的なリスクの高まりに対する保険として十分な役割を果たしているとの見方を示唆。米経済指標の悪化を通じてリスクが顕在化しない限り、将来的に追加の措置は必要にならない公算が大きいと見込むFRBの姿勢が明らかになった。

パウエル氏は「貿易動向は行ったり来たりで、この会見中にも好転している可能性がある」と述べた。

比較的堅調な米経済指標を引き合いに出し、「過去1年にFRBがより緩和的な姿勢にシフトしたことが、これまで見通しが良好であり続けた理由の一つだ」と自賛。今後の政策については、「FRBはデータに高度に依存する」と語った。

トランプ大統領はツイッターへの投稿でパウエル氏を個人攻撃するなどして、景気浮揚のために大幅利下げや非伝統的な手法を取るようFRBに繰り返し迫ってきた。パウエル氏はあからさまな反論は避けながらも圧力に屈しない姿勢を堅持しており、この日の発言でもその立場が鮮明となった。[nL3N2693Q1]

パウエル氏は「今は異例の状況にある」とした上で「米経済自体は強い。過去と何が違うかといえば、大きなリスクがある」と述べ、政府に対処するよう暗に要請した。

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