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前場の日経平均は小幅続伸、見送られ狭いレンジで推移


[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比11円40銭高の2万2012円72銭となり、小幅続伸となった。原油価格が軟化したことやドル/円相場が落ち着いて推移していることが安心感を誘っているものの、前日までの10日続伸で高値警戒感が強いほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて見送りムードが強いことから小動きの展開に終始。前場の日経平均は上下に65円13銭と狭いレンジで推移した。

17日の米国株式市場も、ダウ平均株価<.DJI>こそ33ドル高と上昇しながらも、模様眺めとなり小動き。週末に起きたサウジアラビア石油施設への攻撃を背景とした原油供給懸念が後退したものの、FOMCを控えているため、方向感を示す動きにならなかった。

サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は17日、石油施設への攻撃で失われた日量570万バレルの生産量が月内に復旧し、生産能力は9月末までに同1100万バレル、11月末までに同1200万バレルに到達するという見通しを示した。これによって、原油高への懸念が後退している。

ただ、市場では「FOMCでパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がどのように発言するかに関心が集中しており、それを見極めるまで動けない」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)といった声が出ており、好地合いを引き継ぎながらも、模様眺めムードに包まれた。下値をたたく材料に乏しい一方で、「今日上昇すると日経平均は11連騰となり、高値警戒感から積極的に上値を買うのは難しい。後場もほとんど目立った動きはないのではないか」(国内証券)との指摘もある。

TOPIXは0.40%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆0237億4600万円だった。東証33業種では、原油高によって前日下げた海運業、空運業、化学工業などが上昇した一方、鉱業、石油・石炭製品が下落するなど、前日と反対の動きになった。

個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>がしっかりとなったほか、明治ホールディングス<2269.T>、アサヒグループホールディングス<2502.T>など食品株の一角が高い。半面、トヨタ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>など主力の輸出関連株に軟調な銘柄が目立った。

東証1部の騰落数は、値上がりが623銘柄に対し、値下がりが1427銘柄、変わらずが98銘柄だった。

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