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『子どもの脳を傷つける親たち』(友田明美著)

親の暴力や暴言が子どもにどのような影響を与えているのか、その答えがこれです。
『子どもの脳を傷つける親たち』(友田明美著)



子どもたちに対する直接的な暴力がなくても、一方の親が他方の親に対して暴力を振るう、というだけでなく暴言を吐くということも子どもたちに対する虐待であり、脳の成長を大きく阻害しているという事実。

特に衝撃的だったのは、暴力よりも暴言の方が阻害が大きくなっていたという実験結果です。

そしてその脳の状態を改善するためには多くの労力が必要ですが、その第一は、子からそのような親を引き離して子を守ることでしょう。

このような夫婦は子のためにもさっさと離婚すべきなのですが、問題は子の面会交流。

裁判所は子に対して暴力や暴言がない場合には子の面会を実施せよということを原則としています。

このような暴力・暴言の元配偶者に会いたいなんていう他方元配偶者などいるはずもありませんが、そうした元配偶者にも裁判所は子の面会を強要しようとします。子が小さければ小さいほど、親の同伴が必要になりますが、そんな暴力・暴言の元配偶者などと顔を合わせたいはずがありません。

本来は、そうした状態で面会交流なんて無理。裁判所の姿勢はそれだけも問題があります。

しかし、この問題は、こうした子の脳の発達の阻害要因を作ってきた暴力・暴言の親(このような親が裁判上で親権者になることはまずありません)に面会をさせること自体に問題があることを示しています。面会の実施が子の脳の発達にとってもよくないということを意味しています。

子の置かれた状況についてもしっかりと裁判所に認識させていくことが重要です。


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