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就活のコツ

アホらしいこと書きますが、まず

■ 早起きすること。早寝すること。

まともな社会人には誰でもできて、普通の大学生にできない典型的なことです。逆に言いますと、この程度の生活習慣もキープできなくて、「社会人になって頑張ります!」とアピールされても困るということです。特に遅くまで起きているかどうかは自由ですが(私も早くは寝ませんが)、早起きは必須です。「時間を守る」「健康的」、、など相手からポジティブな印象が紐付いてきます。これをハロー効果と呼びます。

■ リプライを早く。

これは経験的にですが、就活がうまくいく子はリプライが早いです。早いだけでなく、概ね正確です。コミュニケーションの勘所が良いのでしょう。逆に困ったちゃんに多いのが、自分が用があるときは、深夜だろうと土日祝日、年始年末だろうと相手に容赦なく連絡を入れるが、相手がすぐにリプライしても、その後の連絡(あるいはお礼)が、いつまでも来ないというタイプです。コミュニケーションが自分目線だということが一発で相手にばれてしまいます。

ちなみに大人はリプライのタイミングを意図的に遅くする場合があります。

・ 同じメールやSNSメッセンジャーの中にいる、別の人が自分よりも答えるのがふさわしい場合などに、その人から先にリプライをしてもらえるように阿吽の呼吸で間を空けて待つ場合。

・ 「乗り気ではない」ことを相手に示す暗喩。(「お時間ありましたら、以下の私の訪問可能な日程の中から1時間お時間ください」という売り込みに対してなど。)

・「重要とは思っていない」の柔らかな意思表示。(「至急対応してください」など、自分にとっては些細なことへの急ぎの要求に対して)

・「非常に怒っている」など不快の意思表示(謝罪などに対して、「すぐに許さない」というガチでの怒りの意)

かように「リプライが遅い」という点につきましてはハイコンテクストな意味を持つ場合があります。上記の4つのいずれにも属さない通常のコミュニケーションの場合は、可及的速やかにリプライすることをオススメします。

■ 「オッサン社会」への適切な距離感を示す。

良いことか悪いことかは別にして、令和の現在になっても日本の企業の大半は未だに「昭和」の世界です。昭和とは「オッサンの、オッサンによる、オッサンのための社会」です。まずこの「オッサン社会」との関わりが絶対にイヤであれば、外国で働くか、フリーランスとして働くか、社会に出て働かないかをオススメします。ただこの3つのうちいずれかを選択した友人も多くいますが、すぐに彼らは気がつきました。

・ 海外で働いても、意外とそこは「オッサン社会」である。

・フリーランスで働くということは、「オッサン社会」をクライアントに持つ生き方である。

・働かないという生き方は、「オッサン社会」で働いて生きる以上に、生きにくい生き方である。

従って、「オッサン社会」という現代社会のラスボスに、仁義を切らずに生きていくことについては、それ相当の覚悟が必要となります。

では、この「オッサン社会」に巻き取られないように距離感を維持しつつ、どうやって「オッサン社会」の中に自分の居場所を築いていくかという方法論に入ります。

1 典型的なホワイト企業に入る

いわゆるまともな就活を行い、まずまともなホワイト企業に入ることです。こうした企業では、平成時代あたりから、少し社内環境が変化しつつあります。私が務めていました日本テレビでは90年代にはすでに一部フレックスタイムが導入されていました。アップルでは2001年には概ね社内ペーパレス化が完了していました。

こういう企業は、あまり外部にアピールしないのです。スポンサー(クライアント)の手前や、非上場だったり理由は様々です。「オッサン社会」との距離感を保つ最善の方法は「オッサン社会」にありながら、あまり「オッサン化」していない企業を自ら見つけ出してそこに入ることです。日テレもアップルも学生の入りたい企業のベスト10にも入ってないですよね。そういう企業が他にも知らないだけで無数にあるはずです。日本企業はまだまだ捨てたもんじゃないんです。

2 「ちっとブラックな企業」の中で上手くやる。

人手不足の昨今、超ブラック企業は淘汰され、すでに絶滅しつつあります。これは本当に良いことです。一方で「ちっとブラック」な企業には、考えようによってはですが、そこで働く意義はあります。ピュアホワイト企業だけが世の中の「正しい」ではありません。

・ 給料は高いがキツイ仕事

お金を貯めましょう。そして貯まったお金で数年後に新たな挑戦をしましょう。留学、起業、独立、結婚、、、「お金を貯める」と割り切って働くには、ちっとブラックな企業は一定の役割を果たしてくれます。将来の同士となる友人が見つかる場合もあります。

・ 給料は安いがノウハウを学べる

ノウハウを学びましょう。例えばあなたがパティシエを目指すとします。パティシエを目指している以上はパティシエ以下の実力ですからパティシエ並みの収入を得るのは理にかなっていません。パティシエになるまでは修行期間ですから、パティシエ以下の収入となります。と言われると、当たり前に思うと思いますが、意外とこれしきのことが分かっていなかったりします。詳細は長くなるので省きます。

「あなたが欲しいお給料を貰うには、そのお給料をもらっている人と同等かそれ以上の「ノウハウ」(実力)が必須だということです。
「ちっとブラックな企業」の良いところは、そこに長く勤めるインセンティブがないことです。辞める際に「後ろ髪」を引かれたりはしません。最近はむしろポジティブに送り出してくれる「ちっとブラックな企業」もあります。ですからまあ、そこで上手くやることです。

「オッサン社会」というのは、日本が太平洋戦争でアメリカにボコボコにされて、それでも復興して、70年以上そこそこ上手く国際社会と協調してやっていく上での「必要悪」のシステムだったんだと思います。ソ連や中国のように社会主義革命に晒され血の粛正があったわけでもない。

アフリカやアジアの一部の途上国のように疫病や貧困や部族対立に晒され虐殺で多くの命が失われた訳でもない。敗戦国でありながら、アメリカや欧州と上手く握って、そこそこ上手くやって来られたのは、この「オッサン社会」の一つの功績だと思うのです。

ただもうこれからは、間違いなくこの「オッサン社会」のままでは上手くいかない。特に東京五輪が終わってからが日本の本当の正念場だと思うのですね。

日本の若者からは、どうやら香港の若者のように雨傘持ったり催涙弾浴びたりしながら黒白フィルムに思い出刻むようなムーブメントは起こりそうにもない。だとすれば「オッサン社会」のダメなところと「必要悪」な部分とを如才なく取捨選択して、自分たちに内在化して生きていくしかないんです。
ということで、コツは教えたので、あとは頑張って欲しいものです。

■ まとめ

「就活のコツ」って何でしたっけ?

1 早寝、早起き → 自律と自己管理

2 返事は早く→ コミュニケーション

3 「オッサン社会」と上手くやれ → 社会参画

でしたっけ。この程度のことはチョロいですね。オッサンはら抜き言葉とかは人によるけど、カラコンは多分ダメだと思います。
など。

※Yahoo!ニュースからの転載

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