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本当に何もなくなった時に何ができるか 減らした人手は戻らない 災害時における人手という自衛隊の意義

前回物流が保たれているからなんとかなるはずと書いた記事。詳しい内容が伝えられるにつれ、一部ニュアンスを変えさせていただきます。お許しください。

南房総の被災対処の問題。教科書的に言えば初期対応の遅さが一番の原因です。ただ今回の問題は決められている情報発信含めた危機管理対応が、今までのマニュアルでは全く通じなかった事が問題と考えます。

もちろん停電、断水だけならおそらくここまでの問題にはならなかったでしょう。今現在古いインフラの問題なども取り上げられていますし、東電の甘い復旧見積もり、県の自衛隊への災害派遣依頼の遅れなど様々な問題が重なったとは思いますが、一番は情報が届いていないということからくる住民の不安と、それを補う事ができなかった地方自治の人手不足の問題と考えます。

そんな中、このような記事を見つけました。



>今、「あっちの市はちゃんとしていて、こっちの市はだらしない!」といったことは軽軽に判断しないでほしいと、個人的には感じた。電気のあるなしで、やれることが本当に違う。
前回の記事内容と似ています。今必要なのは批判ではなく協力です。
>そもそも職員同士も連絡がとりにくくて全体状況が把握できないし、情報発信ができないんです
役所の人の言葉です。そう今までの災害対処マニュアルは通信が確保されている条件で決まっているものがほとんどです。だから今この状況になっています。思い出しましょう。福島で電気が落ちて予定の対処ができなかった原発事故を。あの時には吉田さんがいました。そして通信は保たれていました。バカな総理がきて迷惑でしたが、いろいろ上に指示は仰げました。でも今の南房総やその周辺地域はその手段が途絶え、少ない人手で広い地域を自分だけの判断で動き続けなければいけなかったのです。

多分早いうちに誰かが車で県に情報を届ければよかったのかもしれません。でも多分そんな余裕がなかったのでしょう。それこそ今でも人手が足りず被災者自らが支援物資を整理し配っているのですから。(それこそ自衛隊の要請依頼もできなかったのではないでしょうか。)
>さらに、何が足りないって、『屋根の上で作業ができる人』がいない。圧倒的に足りない。
がれき処理含めて人が足りない!そして何を優先するのかの情報も足りない!だから今混乱が起きてます。
>同じ房総半島南端エリアでも、ほんの隣のエリアと自分のエリアでは全然状況が違う、ということが起こっている。そして、互いの状態は通信できないことから分かり合っていない。

>ひとつの声を聞いて全体を知ったつもりになることは危険であり、「足りてるよ!」を信じて、ああもういいのか、と判断するのは拙速だ。
地域の問題です。それこそ災害時における横のつながりができていないのでしょう。そして情報をまとめて発信できていません。

そう人を入れ、自分たちで動きながら情報を収集し、事故等の対処をしながら、さらに情報を発信できる自衛隊という独立した組織を入れるしかなかったのです。
でも県を単純に批判することはできません。だってこんなにひどいという情報はおそらくあがっていなかったでしょうし、前回の記事のようになんとか地方自治でできるだろうと判断していたのでしょうから。(情報分析の稚拙さと報告の甘さ)
>被災という日常を淡々と生きようとする人々に、(誤解を恐れずに言えば)清々しささえ感じる。
ここでもう一度前回の記事を擁護します。そうなんとかなります。その力を持ち続けましょう。

ただ安全な地域に住んでいる人間が被災している方に結果的に一部失礼に感じることを書いたことを謝罪します。申し訳ありませんでした。
まとめの言葉は前回と同じです。いい教訓にしましょう。

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