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ドイツ債務返済コスト、低金利で想定を50億ユーロ下回る見通し


[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツ政府の予算編成に詳しい2人の関係筋によると、金利が過去最低水準にあるおかげで、ドイツ政府の今年の債務返済コストが当初の想定よりも少なくなり、約50億ユーロが浮く可能性がある。

2019年度の連邦予算では、債務返済コストを176億ユーロ(193億6000万ドル)と見積もっていた。しかし、欧州中央銀行(ECB)の緩和政策や、世界的な「安全資産」への需要の高まりを背景に、100億─130億ユーロにとどまる見込みとなったという。

別の2人の予算専門家は、年末時点の借り入れコストが120億─130億ユーロになるとの見方を示した。

財務省の文書によると、1─6月の借り入れコストは49億ユーロ。マイナス金利のために、3月、5月、6月は利益がでていた。

財務省報道官はこうした推定値に関するコメントは控えるとした上で、下半期の借り入れコストについて、上半期の水準に基づき推測することはできないと述べた。

欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で、欧州中央銀行(ECB)は12日の理事会で、利下げや量的緩和(QE)の再開など包括的な追加金融緩和策の導入を決定。ドラギ総裁は理事会後の記者会見で「財政的な余裕がある国の政府は時宜を得て効果的に対応する必要がある」とし、ドイツなどの国に対し財政出動を呼び掛けた。

ショルツ財務相はPassauer Neue Presse紙のインタビューに対し、ドイツはすでに拡張的な財政政策を実施しているとし、「連邦予算では過去最大となる約400億ユーロの投資が予定されており、金利コストの低下で生まれた余裕を利用している」と述べた。

財務省の文書によると、ECBのドラギ総裁が金融市場の沈静化に向け2012年に「あらゆる手段」を用いて対応すると発言し、過去に例を見ない金融緩和に着手してから、ドイツの借り入れコストは大きく減少。08年の402億ユーロから12年は305億ユーロに減少し、18年にはさらに182億ユーロに減少した。

*内容を追加しました

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