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武蔵野市 下水道料金を3、5%値上げへ

武蔵野市議会建設委員会は、現状の料金のままの下水道使用料金では赤字になっていくことから平均3、5%の値上げとする条例改正案を9月12日に審議し賛成多数で可決した。



値上げしないと破綻へ

下水道料金は、下水だけの量を測れないため使用した水道の量に応じて計算されている。武蔵野市では4年に一度各種料金を見直すことにしており下水道使用料につについても検討委員会を設置し検討した結果、今回の条例改正案となった。

改正案の資料によると下水道料金を現状のままとすると令和5(2023)年に使用料不足から基金の取り崩しが始まり、令和13(2031)年に基金がなくなり、令和29(2047)年に経営破綻状態となる。
改正案どおりに値上げすると基金の取り崩しが必要にはなるが、令和29年に基金を残すことができると推計している。



基金は、今後必要となる下水道施設の改修、更新。市内にはない下水処理施設の更新、さらに東京都の計画により現在の下水処理施設から他の施設に排水先の変更が求められており、そのために下水道を整備しなくてはならないこと。三鷹市野崎に下水処理施設が計画されており建設時には武蔵野市から負担金が必要になることもあり一定額を用意しておかないと下水道使用料が一度に上がってしまうこともあり積立られている。

値上げ額

改正案では、例えば単身世帯で8立方メートルを使用する場合は、現行の517円から539円に上がる。4人世帯で27立方メートル使用した場合は1,639円から1699円。中華、うどん店で65立方メートル使用した場合は4,697円から4,966円、ファミリーレストランで560立方メートル使用した場合は66,429円に上がる。

これを周辺区市と比較すると武蔵野市は安価となっている。多摩26市と比較すると上から16位で高い部類とはなっていない状況だ。



消費税が上がり、さらに下水道使用料も上がるとなれば家計の負担増になるのは間違いない。最近の見直しでは、常に値上げになっていることは懸念材料だ。
 しかし、ライフラインである下水道を将来的に考えて持続可能にすると考えれば、今回のような値上げは仕方がないと言わざるを得ない。

 委員会では大規模事業者の料金を上げるべきではないかと指摘があったが 、武蔵野市は30立方メートル以下の小口使用が約9割となっているため大口には頼れず幅広い負担額必要と判断しての今回の案となったと説明があった。

 議案は9月18日の本会議で可決、成立する見込み。成立後、令和2年4月1日から値上げになり、料金の改定は、4年ぶりとなる。

【資料】
2019年09月12日建設_下水道条例の一部を改正する条例について.pdf

※画像は上記資料から

【参考】
下水道料金 月額20円の値上げへ(2015年06月23日)
下水道料金値上げへ(2013年11月11日)

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