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- 2019年09月11日 11:57
「煽る」から「解決する」へ 課題解決型災害報道を期待する

台風が大雨があるたびに、首をかしげるのは、若手の放送局職員を自然に放ち「強い風です」「雨が強くなってきました」などと報じさせる残酷ショーである。傷ついたり、死んだりしたらどうするのか。
もっとも、最近は好感のもてる報道がないわけではない。昨日のテレビ朝日系「報道ステーション」は評判がよかった。台風の被害が激しい千葉の現状だけでなく、各地のライフラインの状況や復旧の見込み、災害時に無料で使える電話やWi-Fiの情報などを提供した。
大変な状況を伝えるのも「事実を伝える」という意味では大事だ。ただ「伝える」と「煽る」は違う。このような課題解決型ニュースに今後は期待する。
最後に、千葉県に普通の日々が早く戻ってきますように。ひたすら祈る、想う。