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- 2019年09月10日 08:24
キャッシュレス社会
「8月の街角景気について、内閣府は「このところ回復に弱い動きがみられる」との判断を据え置いた」(9日付日経電子版 「8月の街角景気、製造業冷え込む 増税後に増す不安」)どのように見たらこうした判断に至るのだろうか。どんなに情報を集めても、それを客観的に見る目がなければ宝の持ち腐れ。データを歪めてみるのであれば、データーなどない方がまし。
「駆け込み需要がないまま、10月の消費増税を迎えることになる」(北海道・住宅販売会社)足元の日本経済の問題は、記事内で紹介されているように、10月の消費増税を前に駆け込み需要が起きていないこと。
「政府はキャッシュレス決済に伴う還元策などで消費の下支えをしようとしている」というが、問題は決済手段ではなく、消費者の財布の中が「キャッシュレス」になっていることだ。