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【英ブレグジット】「ごり押し」ジョンソン政権に愛想をつかした閣僚、辞任 中道派の「粛清」に耐えられず

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ラッド雇用・年金相の思い

ラッド氏(サンデー・タイムズの紙面を筆者撮影)

 サンデー・タイムズ紙のインタビューで、ラッド氏は、以下のことを語っている。

 閣僚辞任、離党を決めたのは造反議員の「粛清」とジョンソン首相がEUとの合意を取り付けようとはしないことが分かったからだという。

 首相自身は「合意を取り付けることが最優先」と繰り返して述べているものの、同時に「合意がなくても離脱する」とも発言しており、「合意なき離脱を目指している」と解釈されてきた。

 内情を知るラッド氏が、ジョンソン氏がEUとの合意を得ようとしている「証拠はない」と発言したことで、この解釈が当たっていたことが判明した。

 ラッド氏は、クラーク議員やソーム議員の党籍除名は「良識や民主主義への攻撃だ」、という。党内中道派の「近視眼的な除名は、政治的な破壊行為」であり、次期選挙で保守党の損失となると予測する。

 ラッド氏によると、議会の長期閉会について「閣議での説明は一切なかった」。首相とアドバイザーのドミニク・カミングス氏が決めたようだ。

 ラッド氏が閣僚辞任に動いた直接のきっかけは、造反議員の除名措置だった。除名のために保守党本部があっという間に行動を開始したのを見て、「静観しているわけにはいかないと思った。保守党が離脱強硬派だけの政党になってしまうのは間違っている」。

 もはやジョンソン首相の言葉は信じられないという。

 首相は「総選挙をしたくない、合意なき離脱は望まない」と言っているが、「もしその行動がその反対の方向に向かっているなら、人はそれぞれの解釈をする必要がある」。

 「母がこう言っていた。『何を言っているかではなく、何をしているかでその人を判断しなさい』、と」。

世論調査では、ジョンソン保守党が強い

 ジョンソン首相の信頼度は低下する一方だが、保守党への支持率は下がっていない。

 オンラインの世論調査「ユーガブ」が9月5-6日に行った調査によると、保守党の支持率は35%(前回調査から変化なし)、これに労働党(21%、4ポイント減)、自由民主党(19%、3ポイント増)、ブレグジット党(12%、1ポイント増)が続いている。

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