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内閣法制局長官のあるべき姿を

横畠内閣法制局長官が、今回退任するという報道があります。その真偽はわかりませんが、私自身、横畠氏には思いがあります。

何と言っても、現行憲法下において、集団的自衛権を憲法解釈の変更という「禁じ手」を使って認めるということを行った、あの安保法制を「法論理面で支えた」ということです。

ただ、まともな支え方では決してありませんでした。

私自身も何度も、安保法制審議の際には横畠氏と国会で議論をかわしました。彼から返ってくる答えは、およそ法律家とは思えない、こじつけ答弁の連続。挙句の果てに、フグだの毒キノコだの青いリンゴだの、法制局長官にはあるまじき奇妙な「例え話」を連発する答弁を繰り返し、私はあきれました。

政府の「法の番人」という位置付けの内閣法制局の、過去から積み上げられた信頼を崩壊させたのは彼だったと言わざるをえません。

上司におもねる、ということは組織ではありがちなことなのかもしれません。彼の頭の中には、「いかに安倍総理の意に沿うか」ということが強くあったのは間違いないと感じました。しかし内閣法制局長官において、そのようなことがあっては絶対になりません。

 退任の報道が真実であれば、後任には適切な人物に就いて欲しいと切に願います。国のために。

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