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野田、小沢会談の茶番

30日、仰々しく喧伝されていた二人の会談が行われた。おなじ政党の中なのだから、事ある度に会えばいいものを、わざわざ輿石幹事長の斡旋でというところが、如何にも芝居がかっているではないか。 

 中身は予想通りの平行線、結論を出すわけでもなく「会ったことに意味がある」といった茶番である。

 身命を賭してと言うなら、真剣に説得して、それでも駄目なら党から追放するぐらいの決断をすべきである。

 自民党政権時代、私は中曽根総理大臣の提案した売上税に反対して、これを潰した経験がある。当時、「子分の反逆」とマスコミで大きく取り上げられた大事件でもあった。しかし、私が暴れまわったのは、あくまで党で決定する前のことである。

 その後、竹下政権になって消費税を党で正式決定した時は、若干の不満は残っていたが党議に従った。勿論、多くの議論と時間を掛け、国民の理解はある程度深まったと感じたからでもあった。

 結果として、世論の手酷い反発も起こったが、それは甘んじて受けることにしたものである。

 党で決めたことに、どうしても納得できなければ離党するしかない。それが党人の心得というものなのだ。

 小沢氏には、そんな決断はできないと思う。あの菅おろしの時、結局は何も出来なかったではないか。

 100人を超える子分を持ち、党内最大の数を誇っても、いざ離党となれば、逡巡狼狽して、行動を共にする人はそんなに多くは無い筈である。政治家というのは、概ね自分中心、保身の術にたけている。戦々恐々としている小沢チルドレンの、今後の動きをみることも一興である

 野田氏も、小沢氏も、勿論輿石氏も、共通の思いは「解散はしたくない」という点である。

 会期末の6月21日まであとわずか、おまけに、野田総理の外遊もあるから、とりあえず会期延長といったところであろう。

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