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アメリカ大富豪「ロリコン島」事件でVIPの名が続々と

裁判所の前に集まった被害者の女性たち(写真・ロイター/アフロ)

「私は彼の奴隷でした。自分が無力で恥ずかしいと感じました……」

 8月27日、米ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁で、涙を流しながら自身の性被害を語る、10数人の美女。彼女たちは今、欧米を揺るがす淫行事件の中心にいる。

「事件の被告はジェフリー・エプスタイン(享年66)。中高一貫校で物理と数学の教員をしていましたが、投資の世界で頭角を現わし、資産総額が1200億円以上もある大富豪となりました」

 こう語るのは、事件の詳細を知る在米ジャーナリスト・A氏。

「エプスタインは、2000年ごろから金銭や恐喝により、未成年の少女たちに、性的なマッサージや性行為をさせていました。

 場所はフロリダの邸宅やパリのマンション。そして悪名高い、彼の所有していたリトル・セント・ジェームズ島です。一度連れてこられると逃げられない、カリブ海の孤島です。多くの被害女性が、その “館” で暴行を受けたと証言しており、今では『ロリコン島』と呼ばれています。

 莫大な資金を背景に、本格的な追及を逃れつづけた被告でしたが、今年の7月6日、ついに性的人身売買と共謀罪で逮捕されました」(A氏)

 逮捕後、一貫して無罪を主張しつづけたエプスタインだったが、8月10日、事態は急展開を迎える。拘置所の独房で、首を吊って自殺したのだ。

「問題はここからです。エプスタインの斡旋で、数々の権力者が少女と “乱交” していたという疑いが浮上しています。『エプスタインは、事件が明るみに出ることを恐れた何者かによって暗殺された』という陰謀論すら議論されるほどです」(米タブロイド紙記者)

 渦中の人物たちはそうそうたる顔ぶれだ。

「まず、イギリスのアンドリュー王子(59)です。被害女性のバージニア・ジュフリー(36)が17歳のころに被告の仲介で、何度も性行為を強要されたと訴えています。

 また、元米大統領のビル・クリントン(73)は、被告のプライベートジェットに合計26回搭乗したと報道されています。その機内に同乗したという女性もいます」(前出・記者)

 島へ行くための、エプスタイン被告のプライベートジェット機は、「ロリータ・エクスプレス」と揶揄されていた。そして疑惑は、現米大統領のドナルド・トランプ(73)にまで及ぶ。

「トランプは、何度も別荘を訪れるほど被告と親密でした。2002年のインタビューでトランプは、『彼は美しい女性が好きだ。特に “若い” 女性をね』と語っています。意味深なその口ぶりから、共犯者ではないかと疑われています」

「エプスタイン被告は、国際的な売春組織を運営していた」と証言する被害者もいたが、被告の死により、裁判は終わってしまう。胸をなでおろしているのは、どこのVIPだろうか。

(週刊FLASH 2019年9月17日号)

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