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ドル107円付近、米雇用統計とFRB議長講演待ち


[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の107円付近。市場参加者は米雇用統計と米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演待ちで、ドル/円は方向感に乏しく、値動きは緩慢だった。

ドルは早朝の取引で106.88円をつけた後、米長期金利の持ち直しに支援され107.10円まで上昇した。しかし、午後に入ると様子見ムードが広がった。

市場は米労働省が今夜発表する8月の雇用統計のほか、パウエルFRB議長がチューリヒで行う講演に注目している。議長は「経済見通しと金融政策」と題する討論会に登壇する予定だ。

前日まで3営業日にわたり続騰したユーロはこの日、1.10ドル前半で上値が重かった。ユーロ/円は117円後半から118円前半まで上昇したが、前日の高値118.60円を超えられなかった。

ユーロは3日に2年5カ月ぶり安値となる115.87円をつけた。

「ユーロやポンドと、対欧州通貨のクロス円は最近の安値からかなり急激に反発した感がある。そろそろ(下方)調整する時がきそうだ」(外為アナリスト)との声が出ていた。

市場では、黒田日銀総裁のインタビューが話題となったが、為替相場の反応は限定的だった。黒田総裁は6日の日経新聞電子版で、「政策金利の引き下げ、マイナス金利の深堀は(金融緩和の)4つのオプションの中に必ず入っている」と述べた。

金現物<XAU=>は1オンス=1518ドル付近。前日から調整的な売りが広がりで軟調な推移となっている。

金現物は前日の高値1553ドルから1509.03ドルまで急落した。市場予想より堅調だった一連の米経済指標や米中貿易摩擦の緩和への期待感が背景。きょうも前日の調整地合いを引き継いで、1511.80ドルまで下落した。

市場では「金先物では投機筋がロングを保有しているほか、現物ではロシア、ポーランドなど各国の中銀の買いが続いている。きのう、きょうのような調整も時々あるものの、依然上昇トレンドの中にあるとみている」(貴金属アナリスト)との意見がでていた。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 107.00/02 1.1041/45 118.17/21

午前9時現在 107.06/08 1.1032/36 118.13/17

NY午後5時 106.92/93 1.1033/37 117.98/02

(為替マーケットチーム)

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