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マジョルカの18歳を追いかけて。

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マジョルカでのリーグデビュー戦となったバレンシア戦でも、出場時間はわずか16分程度。

現地では「大きな見せ場は作れなかった」という評価も飛び交っているということだから*4、チームに浸透して真価を発揮できるようになるまでにはまだまだ時間がかかる、というのが現時点での正しい見立て、ということになりそうだ。

ただ、日本でのこの数年間、濃密な時間の中で進化を遂げてきた久保選手が、この先も同じようなスピードで進化を遂げる可能性を誰が否定することができるだろうか?

そして、少年時の経験からスペイン語でのコミュニケーションまで不自由なくできる彼が、これまで他の日本選手が苦労してきた様々な「移籍の壁」「海外の壁」の問題を易々と超えていく可能性も決して低くないような気はする。

今回の特集の中にあった「現地レポート」(豊福晋「KUBOを迎えた島の熱狂」(Number985号16頁))等の記事の影響もあって*5、今は自分の中にも、(現地の観光名所をネットで検索しながら)「彼の試合を見るためにマジョルカ島まで行きたいな・・・」という思いが芽生えてきているのだが、うかうかしていると、「マジョルカに行っても、もう彼はそこにはいない。」ということになってしまいそうだな、と。

だから、せめて今は、何十年か後に、「レアルのエースになる前の久保ってね・・・」「スペインに戻ってすぐの頃はね・・・」と語れる人間の一人になれるくらいは、つかの間の”マジョルカ時代”の海を渡ってくる映像だけでも、見届けておきたいと思うのである。

*1:最近の日本語入力のタイムリーぶりはすごくて、既に自分のPC上でも一発で変換できるようになっているが・・・。

*2:その代わりにアフリカ選手権を堪能した、というのは以前にも触れた通り(情熱フットボール大陸。 - 企業法務戦士の雑感 ~Season2~)である。

*3:その一端が、吉田治良「僕らが18歳だった頃。」(Number985号60頁)でも取り上げられている。

*4:久保建英の初出場に現地メディア「悲しいデビュー」。力の片鱗見せたと評価も | フットボールチャンネルの記事等も参照のこと。

*5:なお、豊福氏の今号の記事としては、先日のアフリカ選手権と絡めて「エジプトの英雄、モハメド・サラー選手の足跡を追いかける旅」を綴った豊福晋「エジプトの祈りと泣き虫ハメダ」(Number985号62頁)という記事も非常に良かった(自分もその一端に触れた、アフリカの人々の「サッカーと自国出身のスターに寄せる思い」がひしひしと伝わってくる、という点で)。そして、Number誌のサッカー執筆陣、当面はスペイン語圏に強いライター陣(豊福氏もバルセロナ在住)の出番が多くなるのだろうな、ということも漠然と思った次第(この豊福氏の記事も、アギーレ・前エジプト代表監督との会話から始まっている)。

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