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「コスプレ実行委と共同プロジェクト」―海ごみゼロを目指して―

世界に広がるコスプレ文化と連携して深刻化する海ごみ対策を進めるー。こんな構想で世界コスプレサミット実行委員会と海洋ごみ対策共同プロジェクト「コスプレde海ごみゼロ」を立ち上げることになり、8月4日、協定書を締結した。
漫画やアニメ、ゲームなどに登場するキャラクターになりきるコスプレイヤーの発信力は高く、プラスチックごみを中心にした海の危機に大きな力となると期待している。

プロジェクトは日本財団が海洋ごみ対策として進める「CHANGE for the BLUE」の一環。実行委員会の小栗徳丸代表と日本財団の海野光行常務理事が、7月末から名古屋市を中心に開催されている世界コスプレサミット2019の会場で協定書を交わした。
「コスプレイヤーが有する発信力や影響力で海洋ごみ問題を広く周知啓発し、削減活動を促す世界的ムーブメントを起こしていく」と目的を説明している。

「コスプレde海ごみゼロ」では今後、海ごみ削減に寄与するコスプレイヤーならではの活動の募集・表彰、各国の海洋ごみの現状や活動を共有するシンポジウムの開催、内外のコスプレイヤーによる一斉清掃活動など多彩な取り組みを展開する考えだ。

コスプレサミットは2003年、名古屋市を拠点に始まったコスプレの祭典。17回目の今年は名古屋市を中心に東京にも会場を広げ、メーン会場のひとつ名古屋市・栄のオアシス21広場では世界から集まったコスプレイヤーによるパレードや撮影会など華やかな催しが開催された。

サミットに先立って世界海洋デーの6月8日、筆者も東京タワーで開催された「コスプレde海ごみゼロ大作戦!in東京タワー」に人気漫画「ワンピース」のモンキー・D・ルフィの扮装で参加、海ごみゼロを訴えた。会場では多数のコスプレイヤーが周辺の清掃活動に汗を流し、「環境問題に関心を持つ人が多い」とされる“コスプレイヤー評”をあらためて実感した。

海洋ごみによる海の汚染は年間800万トンのプラスチックごみを中心に急速に進んでおり、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)は2016年、このままでは2050年には魚の量を上回る、として各国に積極的なリサイクル政策の導入を呼び掛けた。

海に流入するごみの8割は陸から流入しており、陸域でのごみ対策が何よりも急務。「コスプレde海ごみゼロの運動」を世界に広げるためにも、コスプレイヤー、さらにコスプレ文化に興味を持つ人たちの幅広い参加を熱望している。

協定書の締結には内外のコスプレイヤーが顔を揃えた

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