- 2019年08月30日 08:09
オリエンタルラジオ中田敦彦さんと、吉本騒動を冷静に見つめ直す
1/2
目次
「吉本興業問題」から芸能界は変われるのか
吉本騒動を解禁。文春にも話さなかった中田敦彦の本音
吉本との交渉は、ケリが付いていた
吉本はブラック企業なのか
反社問題の本当の怖さとは
芸能界と反社の密接な関係
吉本は反社との関係を断ち切れていない?
吉本は、契約書を作らない可能性大
なんで吉本を辞めないんですか?
吉本の真の価値は、知名度
「吉本興業問題」から芸能界は変われるのか
宮迫博之さん・田村亮さんが謝罪会見をしたのが7月20日。その2日後に吉本興業の岡本昭彦社長が会見を開きました。さらに2日後に加藤浩次さんが、自身が司会を務める情報番組『スッキリ』で大崎洋会長と話し合いをした旨を報告。
しかし、それ以降、「吉本興業問題」は、あまり騒がれなくなりました。このまま終わらせてしまっていいのでしょうか。
今回、オリエンタルラジオの中田敦彦さんと「吉本興業問題」を冷静に見つめ直します。なぜ中田さんはこれまで沈黙していたのか。吉本内部は今どうなっているのか。中田さんが考える「吉本の利用価値」とは何なのか。「文春にも話さなかった」中田さんの本音をYouTubeで伺いました。
ご了承いただき、対談の内容を記事に致します。
https://youtu.be/eTMVYgbWWLU
吉本騒動を解禁。文春にも話さなかった中田敦彦の本音

たかまつ:
今日はせっかくYoutubeでの対談ですから、テレビではちょっと話せない本音を伺いたいなと思っています。でも、話していただけますか?
中田:
何でも聞いてください。
たかまつ:
じゃあ早速「吉本騒動」について聞きたいんです。
中田:
いきなりですね。実は文春の記者が自宅前まで来たんですよ。でもその時は答えなかったんですけど、ここでは答えます。
たかまつ:
なんで沈黙されていたんですか?中田さんは吉本の中で一番言いたいことがあるような方に見えるんですよ。
吉本との交渉は、ケリが付いていた
中田:
確かにね。でも、僕の中ではもうケリが付いていた問題でもあるんです。「吉本騒動」の一つ目の側面はタレントと事務所の労使問題ですから。具体的には「事務所と芸人の間で、実は契約書を交わしていなかった」という話がありましたよね。それで加藤さんがエージェント制を導入するといった提案をして一つの着地を見たわけですけど、僕はその前から準備を整えていたんですよ。キングコングの西野さんもそうですね。
たかまつ:
「ケリが付いていた問題」というと、中田さんとしては「もう好きなように活動ができるようにしていた」ということですか?
中田:
そうですね。事務所の体制をまるごと変えなくても、経済的自立を整えることはできるし、実際にそうしていたんです。だから僕は積極的にコメントしなかったんですよね。もう解決済みの問題にコメントすることはなかったんですよ。
具体的には僕は吉本からの仕事の通し方を交渉していて、ある程度容認されている段階にあるんです。
たかまつ:
「オンラインサロンとか自由にやっていいよ」ということですね。
中田:
そうですね。他にも僕のファッションブランド「幸福洗脳」とか、それこそYoutubeとか、僕なりの立ち位置で吉本とうまいこと利益を分けるという話し合いはある程度していたんですよね。
反対にみなさんすごい困っていたのが、吉本の「芸人の働かせ方」がものすごく古いということなんですよ。良く言えばトラディショナル、でも今の時代の感覚からするとだいぶブラックなんです。
吉本はブラック企業なのか
たかまつ:
正直に言うと、ブラック企業に見えます。
中田:
それが今の感覚では普通ですよね。でも、吉本は違った見方をしていると思いますよ。むしろ「昔からするとだいぶ改善してきた」と思っているはずです。なぜなら、その改善の旗頭になってきたのが今のトップ層ですから。
もちろん他の芸能事務所や会議と比べると「全然古いでしょ」と言われると思うんですけど、この吉本のトラディショナルな方法によって恩恵を受けてきた芸人たちが多いこともまた事実なんですよ。
なぜかと言うと「自分達で何かお金を作ろう」とか「自分達の独自のプロデュースをしよう」というマインドを持っていない芸人さんが99%なんです。
たかまつ:
中田さんや西野さんが珍しいんですよね。
中田:
めちゃくちゃ珍しいです。みんなすごく不満を持っていたりして、後輩や先輩に「あっちゃんどうしたら良いと思う?」と相談されたりもするんですよ。内容は思ったような生活にならなかったり、収入がもっと欲しいとかなんですけど、「こうしたらある程度は改善しますよ」とアドバイスしても、実行されたことがまずないですね。「中田さんの言うことは分かかりますけど、そんなことは僕にはできない」となるんです。

- たかまつなな
- お笑いジャーナリスト・株式会社 笑下村塾 取締役
1993年神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科、東京大学大学院情報学環教育部修了。フェリス女学院出身のお嬢様芸人としてデビューし、日本テレビ「ワラチャン!」優勝。また「朝まで生テレビ」「NHKスペシャル」などに出演し、若者へ政治意識の喚起を促す。
笑下村塾ホームページ
https://www.shoukasonjuku.com/



