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なにか変だった今回の参院選

参院選で過半数割れとなり、政権を取ってわずか10ヶ月で、民主党政権はイエローカードを国民からつきつけられたことになります。しかし、鳩山前総理時代に、政治と金の問題、普天間問題があったことを考えると、過半数をとれなかったとしても、まだ参院第一党であり、むしろイエローカードで幸運だった、まだ国民が見放したわけではないといえるかもしれません。

菅内閣も、選挙前に唐突に消費税を取り上げ、支持率が低下といおでしたが、これだけ経済の足元が悪いと、一時的に支持率があがったとしても、ちょっとした言動でも、支持率が急降下し不安定となるのも当然です。
逆に、支持率を気にしすぎるから、おかしな言動も生まれてくるのかもしれません。
イギリスでも、労働党が5月の総選挙で敗れ、自由民主党との連立協議に失敗し、政権の座を譲りました。アメリカも、11月に中間選挙が予定されています が、オバマ政権の苦戦が予想されているようです。いくら”Change”だとか、”Yes We Can”といっても、景気が回復せず、失業が改善できなければ、人気は落ちます。

それにしても争点がよくわからない変な選挙でした。それについてはアゴラに投稿しましたので、そちらを御覧ください。
閉塞感を打ち破る政策を実行できない限り政治混乱は続く - 大西 宏


それはそうとして、この参院選はまた日本の選挙の歪がでた選挙でもありました。比例代表での得票数は、みんなの党は、昨年の衆院選で得た比例票300万票から2倍以上の794万票まで伸ばしたのだから胸をはっていいとして、民主党も、得票数が減ったというものの、比例区で1845万票を獲得し、自民党の1407万票を上回っています。自民党の比例区での得票数は、橋本龍太郎首相のもとで惨敗した98年参院選と同水準というから敗北じゃないのかと思います。

さらに、候補者の合計得票数は民主党が2275万票で、自民党は1949万票しかなかったというのだから、なにか選挙結果と民意があっていないという感じがします。地方区との一票の格差をなくしていたら、どうなっていたのでしょうか。結果はまた違ったものになっていたでしょう。

そちらも加味すると、今回の選挙の本当の勝者は、「みんなの党」だけだったということかもしれません。

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