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アメリカの敵国になってしまった韓国

■韓国の「GSOMIA破棄」が意味するもの

 テレビ、新聞、ネットメディアでも韓国がGSOMIA(ジーソミア)を破棄したというニュースで持ち切りとなっている。

 アメリカ・日本・韓国の3カ国間における軍事協定が存在する意味は、対北朝鮮・対中国という反共を目的とした軍事協定に他ならない。その軍事協定を韓国が破棄するということは、韓国が日米との自由主義協定を捨て去ることを意味している。

 日韓におけるGSOMIA【軍事情報に関する包括的保全協定】は3年前の2016年11月23日に結ばれた。協定は1年ごとに自動更新されることになっており、更新しない場合は3ヶ月前に申し出なければならないが、奇しくも昨日8月23日はその更新を決める締め切り日に当たる日だった。

 この図ったかのようなタイミングの良さは、韓国にとっては、まさに渡りに船で、日本の輸出規制のせいでGSOMIAを破棄しなければならなくなったと嘯くことが1つの目的なのだろうと思われる。

■使用期限が付いた「反日」というカード

 もともと、文在寅氏は左翼革命家として南北朝鮮を統一するという目的を持った人物である。しかし、マクロ経済の理解が乏しいせいか、左翼的な経済政策が失敗し、米朝問題では存在感を示せずに蚊帳の外に置かれ、日韓問題でも、行き過ぎた反日政策が仇となり、もはや切り札としての「反日」というカードには使用期限が付いてしまっていた。この八方塞がりの状況を打破しない限り、文在寅氏は、かつてのその他多くの韓国大統領達と同じような末路を辿ることが薄らと見え隠れしていた。

 そのためか、やぶれかぶれとなり、自国のゴールにオウンゴールするという奇策を講じた。一見すると、狂ったかのような行動にも見えるが、当のご本人は案外、本気(マジ)なのかもしれない。

■文在寅大統領が韓国を滅ぼす可能性

 韓国が「GSOMIAを破棄したのは日本のせいだ」とアメリカに吹聴することで日米間の信頼に亀裂を生じせしめ、その隙に北朝鮮に擦り寄ることを計画しているのかもしれないが、そんな子供騙しの計画であるなら、成功する可能性は限りなく0に近い。そのような幼稚な策に騙されるほど世界の目は節穴ではない。

 このままいくと、近い将来、軍事的関係としては、(アメリカ+日本+台湾)vs(中国+北朝鮮+韓国)という構図になっていくのかもしれない。
 韓国はアメリカにとっては地政学的にも「反共の砦」として機能するべき国だったが、今後は共産主義陣営に呑み込まれていく運命を自ら選択してしまったと言えそうだ。

 もし、そういう状況となって米朝戦争でも勃発すれば悲惨な結果を招くことになるかもしれない。歴史的には文在寅大統領が韓国を滅ぼしたということになる可能性がある。

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