






スタッフらに見送られ、男性がタクシーで“帰路”につく。ところが走り出してわずか数分、人気のない大通りでタクシーを降りた男性の前に、タイミングを見計らったように女性が運転する高級外車が停車する。ふたりは窓ガラス越しに視線を合わせると、男性は穏やかな笑顔を浮かべて助手席に乗りこんだ──。
8月15日の深夜1時、まるでドラマのワンシーンのようなデートをしていたのは、6月5日に結婚を発表した、山里亮太(42才)と蒼井優(34才)だ。
その4時間ほど前まで、山里は自身の単独トークライブ『山里亮太の大140』で、軽快な話術でファンを爆笑させている。
「このトークライブは山里さんが自身のツイッターの投稿を振り返りながら、140文字に収まりきらなかった当時の出来事をしゃべり尽くすもので、2011年から続く人気ライブです。今年は過去最大となる2222人収容の中野サンプラザで催されましたが、前売りチケットは瞬く間に完売。開演前にわずかな当日券を求めて長蛇の列ができるほどの人気ぶりでした」(イベント関係者)
当日はファンを仰天させるこんなサプライズもあったという。
「テレビでは絶対に“ピー”が入る内容の連発で、しかも2時間半喋りっぱなし。こんなに笑ったトークライブは初めてです。クライマックスは会の終盤、山里さんが“実は今日、妻が来ているんですよ”と、報告したんです。会場はその日いちばんの拍手と歓声に包まれていました」(鑑賞した客)
ライブ終了後の夜9時30分頃。夫の“勇姿”を見届けた蒼井が、白い大きなリュックを背負って出て来た。そして自ら高級外車のハンドルを握り会場を後にした。
山里が出て来たのはそれから30分ほど後のこと。出待ちの女性ファンに笑顔で“神対応”すると、スタッフら10人ほどと近くの中華料理店へ。背負っているリュックは蒼井とお揃いだ。
打ち上げは3時間ほどでお開きに。その後、山里は冒頭のようにスタッフに見送られてタクシーに乗車したのだ。
「山里さんは運転免許を持っていないので、車を運転するのはいつも蒼井さんです。タクシーでそのまま直帰すればいいのに、スタッフがいない場所まで移動して、そこにわざわざ迎えに来てもらうなんて。少しでも早くふたりきりで会いたかったんでしょうか(笑い)」(山里の知人)
車内のふたりは遠目にも頭がよく動いているのがわかり、会話が弾んでいる様子が見て取れる。愛する妻のための、トークライブの延長戦だったようだ──。
※女性セブン2019年9月5日号