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「彼氏の意向で…」 若い女性が「VIO脱毛」を決意する理由

若い女性が「VIO脱毛」する理由に変化も(イメージ)

 露出が増える夏場は、体毛を気にして脱毛サロンに入会する女性は少なくない。近年は価格帯の低下から若い女性の参入障壁も下がっているという。そんな脱毛エステで、ワキ脱毛と並び人気があるのがアンダーヘア周辺の「VIO」と呼ばれる箇所だ。

 以前からVIO脱毛は、生理中の蒸れを防止するなど衛生面から人気のある箇所だったが、ここ数年で客がVIO脱毛を契約する理由に変化が見られるようになったという。そう語るのは都内のエステサロンで勤務する女性・Aさん(40代)だ。

「まずVIOとはアンダーヘアからお尻にかけてのデリケートゾーンを指します。専門的にはトライアングル(三角の部分)、トライアングル上下、Vライン、Iライン、Oラインがあります。このゾーンは人気箇所なので、お客様の年齢層も中学生から70代まで幅広いですね。また、どの程度毛を残すのか? どのようなデザインで残すのか? ということも一人ひとり異なります。

 しかし、最近『完全にツルツルにしてください』という大学生のお客様が急増しているのを実感しています。驚くのは、その大半が『彼氏がツルツルにして欲しいというから』という理由で契約されていることです。脱毛中も『彼氏の好みにしたい』『彼が毛を嫌がるんです』と明け透けに話す学生さんが増えているのはびっくりですね」

 このエステティシャンによると、客だけでなく10代や20代前半の若い社員も「彼氏の要望に応えて」ツルツルにするのだという。

「実際、今年入ってきた新入社員も口を揃えて『彼氏がツルツル派なので、社割で全部毛をなくしたい』と言います。ある30代の社員が『私の彼氏は生えている方が自然で好きと言っているわよ』と話したところ、10代から20代の後輩に『その彼氏さんは変態だ!』なんて言われていましたね。価値観の変化にとても驚いています」(Aさん)

 しかし、彼氏の要望に応えVIOを完全に脱毛してしまった女性客のなかには、その後、後悔をするケースもあるという。別のエステティシャンの女性・Bさん(20代)は、こう語る。

「アンダーヘアを完全に無くす人が多いのは事実ですが、それもエステに通っている人の中での話。実際、温泉や銭湯に行っても完全に毛がない人はほとんどいませんよね。お客さんや知人のなかには、『元彼の要望に応えて全部なくしたけど、別れたあとに後悔している』『産婦人科ですごく恥ずかしい』『今の彼氏に怪しまれる』……などと話す人も少なくありません。

 また、男性のなかには彼女のアンダーヘアの処理を要求するだけで、自分のアンダーヘアをまったく処理しない人も少なくない。女性にばかり形式的な『美』を求めようとするのはおかしな話です。女性に求めるのであればまずは自分も処理するべきではないかと思います。

 ちなみに、脱毛で完全に毛をなくしてしまうと、あとあと自然に生えてくることはないので覚悟も必要になります。今の彼氏の意向を聞くだけでなく、別れることも念頭に入れて脱毛の契約をすべきだと思います」

 そもそもアンダーヘアの脱毛は、衛生面や老後の介護を見越して女性が自主的に選択することが多かったという。しかし「彼氏の要望に応える」という理由で高額の契約をしてしまうと、後悔先に立たずということにもなりかねない。恋人の価値観だけに左右されないよう、しっかりと判断したい。

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